女性にふさわしい、「心」の教育を。

学校法人東京聖徳学園●理事長・学園長
聖徳大学/聖徳大学短期大学部●学長

川並 弘昭

1933年(昭和8年)生まれ、早稲田大学第一文学部哲学科卒業。
日本私立短期大学協会会長、財団法人短期大学基準協会理事長、文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会委員、日本私立学校振興・共済事業団運営審議会委員、社団法人全国栄養士養成施設協会副会長ほか多数兼任。

本学は聖徳太子の「和」の精神を建学の理念として掲げ、創立以来「人間教育」という一本の大きな柱を守りながら、幼児教育を核として、女性の教育を行ってきました。「男女平等」が声高に語られていますが、男性と女性は「同権」ではあっても、「同質」ではありません。大学である以上は、プロのリーダーに求められる専門の知識や技能の教育・研究をすることは当然ですが、女性には、女性にふさわしい特性があり、女子大学でなければ学ぶことのできない教育があります。それは、子どもたちの問題行動や心の荒廃によって問われている、母親の子どもに対する愛情や教育、躾であり、また、社会において求められる、女性ならではの、気配りのあるリーダーシップです。この精神に基づく本学の教育に対する評価は高く、10万人を超す卒業生は、お世話になっている企業や教育現場で、すでに実績をあげ、信頼を集めています。
このような本学の伝統と恵まれた環境の中で過ごす時間は、あなたの女性としての成長を温かく見守り、サポートし、「和」の心と真のリーダーシップとを、豊かに育んでくれるはずです。
幅広い知識と技術とを身につけ、それぞれの専門分野での自立した女性を目指すと同時に、母親としては子どもたちに、また、リーダーとしては後輩たちに、何が正しく、何が美しいかを、教えられる女性になってください。

本学において、互いに励まし合い助け合って、女性にふさわしい「心」を学んでください。