ISO9001『教育の質方針』

学園では、建学の精神「和」のもとで、理智に富み、情操豊かで健康な人間の育成に取り組むにあたって次の方針を掲げる。

@ 学園の五誓に則り、教育の成果を上げ、学生等及び保護者との信頼関係を構築することにより、学生等及び保護者満足度の向上を実現する。

A その達成手段として、教育内容の点検・評価を推進し、学生等及び保護者に良質な教育を提供する体制を構築する。またこの体制は建学の精神、使命および目標及び五誓並びに学生等及び保護者の満足の観点からたえず見直し改善していく。

B 職務環境整備及び職員間の業務連携を改善し、「和」の精神を発揮し、一体となって活力ある学園を実現する。

【五誓】

 一.誠実
相手に対する「まこと」がなければ、如何にうまい方法を考えても又どんなに良さそうなことをしても、みんなうわべの飾りに過ぎない。
いついかなるときでも誠実を貫かねばならない。
何故なら「まこと」こそ、如何なる人をも動かす最大の力であるから。

 二.志気
気魄を欠く言動は誤解される。私達は、任務遂行に当り満腔の志気を有ち、言動の一つ一つは志気の現われでなければならない。
志気こそは学園のエネルギーである。

 三.規律
めいめいが勝手な力を出しても、互いに消し合って成果は生じない。
自覚ある服従と整然たる秩序に則って、学園のために統一した力を発揮するときに、それは偉大な力となり学園の筋金となるものである。

 四.協調
いたずらに自己を主張し美しい人間関係をみだし、会議の結論にさからうことは、聖職にある者の厳に慎しむべきことである。
「和」は本学園の建学の精神であり、「和の精神」によってより発展するものである。

 五.研究
研究のないところには、進歩はない。私達は、常に研究心を旺盛にして自らを陶冶し、もって資質の向上と能率の増進とを図り、学園の発展に寄与しなければならない。

学園は、学生等及び保護者に対し、短期的な要求に安易に迎合するのではなく、その後の人生の中で学んだ内容の良さを実感できるような教育を提供することを目指す。学園ではこれらの方針を確実に実現するために、毎年度はじめに学園内の各組織・部門の具体的な目標を立て、定期的に達成度を確認し、達成した目標については内容を見直して新たな目標を設定する。またこれらの方針を学園の全職員に周知徹底し、理解させる。

なお、これらの方針は、ISO推進委員会においてその適切性を審議し、変更の必要があると判断された場合は、変更される。

2003年 6月 9日
学校法人東京聖徳学園 
理事長・学園長 川並 弘昭