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2018/12/26

寝正月には読書を

こんにちは

学生サポートセンターの仲野です

今年もあとわずかですね。

三田のセイトクの学生は先週からお休みに入っています。

来年の授業開始まで、約2週間ほどのお休み。
羨ましいですね~

昨日、学校に卒業論文の仕上げをしに来ていた子が、
毎日やることがないと言っていたので
「ピアノやりなさーーーい!」と言いました。

そうだ、その学生のお母様から頂き物したんだ。

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家を出る前に「学校に持って行って食べてもらって!!」って
渡されたそうです。

お母様ありがとうございます!いただきます!

さて、今回のたまには読書改め
「寝正月には読書を」

「やることが見つからなくて寝正月」なんて方に♪

二宮 敦人著
最後の医者は桜を見上げて君を想う

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余命を宣告された患者に医者はどう向き合うか?
死神と呼ばれる桐子先生は「死」を受け入れる道を示唆し
副院長の福原先生は軌跡を信じて「生」き続ける道を熱弁します。

おのずと対立する二人、
患者が葛藤する「生」と「死」
どちらが正解なのか?

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「生」と「死」なんて急に重たい感じですが、
そこまでではありません。
主人公の「桐子先生」と「福原先生」のキャラがたっていて、
ドラマや映画にもなりそうな物語です。

この本に出てくる余命宣告された患者さんはほぼ亡くなります。

医療系ではないので、患者を助ける物語ではなく、
「生」と「死」を考えさせられる内容です。

実はこの本には続編があります。
「最後の医者は桜を見上げて君を想う」だけでもいいと思いますが、
続編を読むと最後にすべてが納得できて本を閉じることができます。

二宮 敦人著
最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上・下)

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この長いお休みの間、読書でもしてみてはいかがでしょうか?

2018/03/10

たまには読書を

こんにちは

学生サポートセンターの仲野です。

春がそこまでやってきていますね♪

三田のセイトクは春休みで連日静かです。

春休みの時間が少しある、そんな時には読書なんていかがでしょうか?

花粉も飛んでるし、お部屋でまったり。

今回オススメする本は

恩田陸
夜のピクニック

夜のピクニック

全校生徒が24時間かけて80kmを歩く高校の伝統行事「歩行祭」

高校生最後の3年生は「歩行祭」のノウハウを知っている。

24時間歩き続けるコツも。

そして主人公の甲田貴子は、そんな中ある賭けをします。

奇(く)しくも高校生活最後の3年生で
クラスメイトになった、あの西脇融に。

貴子と融の関係は?

貴子は、融は、80㎞を歩きとおせるのか?

そして、気がつくと、校内では誰も見たことがない、

知らない男子が一緒に歩いている。

そんな奇妙なことや、それぞれの歩行祭への思い、
歩行祭の24時間がそのままがつづられた物語。

——————–

これを読んでいるとき、この歩行祭という近隣の高校ではやっていないであろう
奇妙な行事が詳細に描写されていて、
「まるで経験したかのよう、これは作者の経験談かな」と思いながら読んでいました。

読後、調べてみたらやっぱり♪

作者の恩田陸さんの母校で行われていた行事だったそうです。
もちろん物語はそれを題材に作られたものだと思いますが、
高校生のあの感じが、私は読んでいて懐かしく思いました。
「あー、そうそう、高校の時ってこんな感じ」

高校生の方は、リアルに感じられるのではないでしょうか。

「アオハル!」な一冊です。

2018/01/31

たまには読書を(0131)

こんにちは

初めての投稿になります。

1月に就任いたしました副校長の小澤と申します。

堅苦しいごあいさつもなんですので、

自己紹介にかえて

最近わたしくしが気になった本をひとつご紹介します。

『あるかしら書店』 ポプラ社 (2017/6/6)  ヨシタケ シンスケ (著)

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某テレビドラマで、
飲み屋のマスターは「あるよ」が掛け声ですが、
この本屋さん「ございます」が返事です。

「こんな本あるかしら?」の問い合わせに
親切に応えてくれます。

人それぞれ好みがあるので、どうかしらとも思うのですが。。。

とても楽しい本屋さんです。
是非一度覗いてみてください。

昔本屋さんでアルバイトをして、
台車の動かし方とブックカバーの仕方が

神業の店員さんに驚愕した記憶があります。

この本の中で、個人的には
船で見るバベルの塔のような図書館(本屋)に一度行ってみたいのですが・・・

詳しくは書店に行って見てくださいね。

これからいろいろなところで(オープンキャンパスなど)
お目にかかる事があると思います。

お気軽に声をかけてくださいね。

2016/02/15

たまには読書を

こんにちは

学生サポートセンターの仲野です

1月末に試験がおわり、

卒業該当学生は、就職先での研修や
残り少ない学生生活の春休みを
楽しんでいるでしょうか?

学校に全然来ないので様子がわかりません(笑)

在校生はみんな実習に行っちゃってるし。

ただひたすらお仕事しています。
普通のことなんですけどね(笑)
学生がいないと淋しいな。といつも思います。

さて、そんな、ネタのない時期に(ネタは持っているけど、まだ非公開)
出てくるのが「たまには読書を」

今回オススメする本は

加藤シゲアキ
ピンクとグレー
ピンクとグレー

小学生から幼馴染の「ごっち」と「りばちゃん」
高校生になったある日、ひょんな事で雑誌に載り
とんとん拍子に事務所に入ります。
雑誌掲載やエキストラをお小遣い稼ぎ程度にやっていた2人ですが
ある事をきっかけに「ごっち」だけ人気に火が付き
2人に差が付き始めます。

「ごっち」の思いと
「りばちゃん」の心の葛藤
2人の友情の行方
衝撃の結末

2人がもう一度あの頃に戻れることはあるのでしょうか?

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私がこの本を手にしたきっかけは
「アイドルが書く小説と言うのはどんなものなのか?」と思ったから。
特にファンであるわけでもありません。
彼が小説を書いている事に気が付いたのも、最近です。
小説の映画化やドラマ化が立て続けにあり、
メディアに「作家」として出演していた加藤シゲアキ氏を見た時に
「へ~」と思った程度でした。

私がオススメしたのは、予想外に小説としてよかったことです。

彼が過ごしている芸能界も舞台になっていて
ある程度経験を活かして書いているであろう事が、
読んでいてリアリティのあるものとして読める事。

構成が面白くて読みやすい事。

とても悲しい話ですが、
無駄に長くないので読みやすい一冊だと思います。

文庫版のあらすじに加藤シゲアキ氏の書いた

「発表当時はアイドルが書いたという色眼鏡で見られていた部分もかなりあったから
そういう目で見る人たちを驚かせたくて」

という一文を読んだとき、

はい、ごめんなさい。
驚きました。

と思いました。

きっかけはなんでもいいと思います。
NEWSが好きだから。
加藤君が好きだから。
どんなものなのか?気になったから。

たまには読書でもしてみませんか?

2015/07/23

絵本と紙芝居

こんにちは!

学生サポートセンターの仲野です♪

梅雨も明け、寝苦しい日が続いていますが、いかがお過ごしですか?

みなさん、夏ですよ!夏!
夏夏~夏休み♪

先日お会いした高校生はもう夏休みですって♪
1ヶ月以上もあるんですね。
宿題も、すぐに終わっちゃう程度なんですって!
羨ましすぎませんか?!

「夏休み、何するの?」って聞いたら、
「何しましょう・・・(>_<)!」って
羨ましすぎます☆

遊びましょう!
遊んで、いろんな経験しておきましょう!
社会人になると、なかなか思うように休みはとれないもの。
学生の、時間がたっぷりある今のうちに、
た~くさんやりたいことをやっておくのがいいんじゃないかな♪

あ、でもあんまり羽目をはずさないようにね。
それから、お勉強も合わせてしましょうね。

勉強って言っても、色々あって、
私も含め(笑)「勉強」って聞くと
「嫌い」。
勉強=頭が痛い・・・(そんなことないか(笑))

そんなあなた。
絵本・紙芝居の世界に触れてみませんか?

幼児教育には欠かせない絵本。
セイトクでも、様々な授業で絵本や紙芝居が登場するんですよ♪

児童文化Ⅱ(指人形)の授業で
言葉の授業で
そして、国語の授業で。

国語の授業の中にこんな回があります。
【文化財①】絵本と紙芝居
・国語と関係の深い児童文化財について、その特徴と使用方法の概要

あるとき、ロビーから何やらかわいらしい声が聞こえてきました。
会話ではない様子。
何をしているのか気になって見に行くとなんと、
学生がお友達に紙芝居を読み聞かせていました(笑)

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紙芝居は特に、抜くタイミングも重要なんです。

どぉ?

紙芝居はただお話を聞くだけではなく、
参加型なんていうのもあるんです。
どんな参加型でしょうね☆

ごきげんのわるいコックさん

子ども向けなのにシュールな感じも
おねぼうなじゃがいもさん

この2作は国語の先生のオススメ紙芝居でした。

絵本や紙芝居は子どもにとって
言葉の発達を促し、
想像力を育みます。

先生がおっしゃっていたのは、
絵本や紙芝居を通して
言葉は
先生が(又は親御さんが)子どもに教授する
いわば「教具」

言葉と違い、想像力は
教えるものではなく、
子どもが言葉を聞いて、絵を見て
想像を子ども自身が広げていくもの。
先生は絵本や紙芝居を通して創造力をアシストしてあげるわけですね。

あ、ちょっと授業っぽくなってきちゃいましたね。
これはセイトクに入ってからゆっくり。

みなさんが今からできる事。

この夏休み、やることがな~い(うらやましい・・・)と
夏休みをもてあそぶことがあったら(うらやましい・・・・)
涼しい図書館へ行って
幼い頃に触れた絵本や紙芝居に
もう一度出会ってみてはいかがでしょう。

図書館によっては、
絵本や紙芝居の読み聞かせをしていて
「興味のある大人も歓迎」なんてところもあるみたいですヨ。
特に紙芝居は絵本と違い、1人で読めませんから。

それでは最後に
私が大好きな(小さい頃によく読んだ・読んでもらった)
絵本ランキング~!
(どうでもいいかもしれませんが(笑)、どれにしようか悩んだら・・・
よかったら、とっかかりの1冊として参考にしてください。)

第3位

ねむりひめ
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今は「眠れる森の美女」として有名ですが、
もともとはグリム童話。
この「フェリクスホフマン」さんが描いた絵
『ねむりひめ』は特に暗~い感じなんですが、
なんだか絵本に引き込まれて、繰り返し読んでいました。

そういえば、同じ「フェリクスホフマン」さんが描いた
「おおかみと七ひきのこやぎ」も家にありました。
親の嗜好だったのでしょうか。
これもよ~く読んでもらいました。
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=512

第2位

てぶくろ
てぶくろ

ウクライナ民話だったんだ。と、今更。
雪深い森におじいさんが片方の『てぶくろ』を
落としてしまいます。
そこへやって来る様々な動物たち。
『てぶくろ』に入れて欲しいと。
次から次へと入って『てぶくろ』がパンパンになっていくお話し。
なんか、とっても好きでした。
なんでだろう。
まず、表紙がとってもおしゃれ。
そして、「あんなちいさなてぶくろに、あんなに動物が入れちゃうんだ!」って
当時は想像が膨らんでいましたね。
どうぶつがお洋服を着ていたり、てぶくろがどんどん家になっていくんです。
窓が付いたり(笑)、梯子が付いたり(笑)
そんな様子もきっと楽しめると思います。

第1位

てがみをください
てがみをください

大好きな絵本でした。
私が大きくなって、絵本を読まなくなったとき、
母が、家にあった本を全部、知合いや親せきにあげたのですが
「これだけは何度も何度も読まされて、そのうち自分で読み始めて
大好きみたいだったから、とっておいたの」って
大人になってから渡されたのも印象になっているのか、
とにかく字が読めない頃から大好きだった本みたいです。

“ぼく”の家に赤いポストがあって
そこにある日”かえる”が住み着きます。
そして”ぼく”宛てに来た「てがみ」を
勝手に読む”かえる”に文句を言うと、
ぼくも「てがみ」が欲しいと言うのです。
それなら、「てがみ」を書かないと。
とアドバイスをします。
“かえる”は「てがみ」を書きますが。。。

この「てがみをください」は
今読むととっても悲しいお話なんです。
だけど、当時はそんなに悲し思いをして
読んではいませんでした。
「ポストの中にかえる?:・;^・;・*.”;.*:(。・▽・。):*.;”.*・;・^;・:」
っていうワクワクと、”かえる”のかわいらしい仕草が大好きだったんです☆

保育士・幼稚園教諭を目指すなら聖徳大学幼児教育専門学校
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