セイトク日記

2017/12/12

「カードジャンケン遊びは子ども同士の気持ちを繋ぐってホントかな?」~子どもの目線であそんでみようPart2~(1212)

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授業は保育内容総論、教員の中山博子です。

・初めて出会った人とジャンケンポン! それだけで仲良しになったと感じます。

・何歳からジャンケンができるかな。ジャンケンを盛んに保育に取り入れるのは4歳前後です。

★授業で「カードジャンケン」遊びを行いました。

子どもの手のひらにはいる5㎝×10㎝の色とりどりのカードを一人5枚持って

ジャンケンスタートです。

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みんな真剣に勝負します。
この時、日頃あまり関わらない友人とも積極的に
「ジャンケンしよう」と言葉をかけています。

ここがカードジャンケンの魅力の一つですね。

★さらに仕掛けがあります。

カードが全て失った人は、
先生の処に行くと、再度カードがもらえてすぐに遊びに参加できます。

このようなルールは勝敗を重視せず、
「ジャンケンをする楽しさ・友達と関わる楽しさ」
をねらっているからです。

学生のコメント:
「カードがなくなった時は、悲しかった。
しかし再度カードをもらうとまた参加できたので安心できた」
「先生にパワーをもらった」
「2回もらいに行ったのが楽しかった」

「カードの枚数を気にせずにジャンケンを楽しめるから子どもたちもきっと喜ぶ遊びだと思った」

終了の合図で何枚手にしているかを確認していきます。
この時、追加したカードは気にせず、最終的にもっているカードの数を報告し合います。

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カードにはあえて模様を描かずに残り紙の再利用です。
模様をつけると、子どもは絵柄に興味をもち、
本来ねらっているジャンケン遊びに集中できないからです。

模様をつけたカードでは違うねらいをもって遊んでみましょう。

★最後に先生が一枚のカードを隠し持ち、
同じカードをもっている人がラッキーカラー賞となることを伝えます。
再度盛り上がり大喜びの場面をつくります。
一枚のカードしか持っていなくても、
「ラッキー賞」になることがあります。
カードじゃんけんは魔法のような遊びですよ。

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