セイトク日記

2018/02/20

映画や展示で広がる!子どもたちへの関心(220)

こんにちは。教員の渡部です。

幼児教育・保育の魅力は、知れば知るほど興味が深まるところ。

子どもたちについて、もっともっと知りたくなりますよね。

授業や実習の他にも、関心の幅を広げる機会は身近のあちこちにあります。

今回は、映画を一本、展示をひとつ、ご紹介しますね。

■     映画「ボクの名前はズッキーニ」

http://boku-zucchini.jp/

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ストップモーションで、懸命に生きる子どもたちを描いたアニメーション映画です。

この独特な表情、不思議と引き寄せられる魅力がありませんか?

孤児院に預けられた子どもたち7人の心の揺らぎが、場面ごとに繊細に描かれています。

瞳や眉など、人形のパーツひとつひとつを少しずつ動かしながら時間をかけて撮影されているため、

子どもたちの表情の豊かさに改めて気づかされます。

子どもの笑顔や幸せを守りたい、そんな気持ちを奮い立たせてくれる作品です。

■     展示「コドモノ マナビヤ 文京幼稚園今昔」

https://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/event/h30_0210.html

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日本において初めて本格的に幼児教育が始められた文京区は、幼稚園発祥の地とも呼ばれています。

その文京区で保管されている貴重な幼稚園の資料を見ることができる展示です。

当時の幼稚園の様子を、写真や解説文、卒園式で受け取る保育証書などで振り返るうちに、

今の幼稚園の姿も新鮮に感じられるようになります。

中でも見応えがあるのは、園だより。

当時の先生方が見つめた子どもたちの成長や、保護者との関わりが丁寧に綴られ、

幼稚園での日々の出来事がまるで目に浮かぶようです。

今でも活用できる製作のアイディアもあり、自分と昔の幼稚園が繋がったような優しい気持ちになれます。

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展示は、本郷三丁目駅・春日駅の側にある「文京ふるさと歴史館」で開催中です。

歴史館には常設展もあり、特に2階にある教育関連コーナーがおすすめ。

江戸時代からの教育の流れがコンパクトにまとめられ、その昔、教科書として使われていた本や、

子どもたちが遊んでいた玩具などを間近で見ることができます。

展示内容を写真でお見せすることはできませんが、入館料100円でタイムトリップをした気分に。

教育や保育のまた違った一面が見えてきますよ♪

保育士・幼稚園教諭を目指すなら聖徳大学幼児教育専門学校
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