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保育科 第1部 2年 川口 紗也香さん 神奈川県 百合丘高等学校 出身 東京女子大学文理学部英米文学科 卒業 |
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どうしても「せんせい」になりたくて。4年制大学を卒業後、あらためてセイトクに入学しました。同級生には社会人もけっこういて、みんな和気あいあいと勉強してますね。はじめての幼稚園実習は、入学して間もない5月下旬のこと。初日の感想は「これから2週間も実習なんて無理…」。先生方の指導も具体的だし、実際に保育室に立つと自分の未熟さばかりが思い知らされて…。もうかなりへこんで帰ろうとしたら、下駄箱に手紙が入ってたんです。私は実習の前半組だったんですが、後半組の同級生たちが励ましのメッセージを寄せ書きして、一人ひとりに置いておいてくれた。それを見たときは、ちょっと泣きそうになっちゃいました。すごい力をもらいましたね。あの手紙は今でも大切にしています。
実習中、とてもおとなしい子が一人いたんです。話しかければ答えてくれるんだけど、自分からは話しかけてこない。でも、あるときお着替え中にボタンをはめるのを手伝ってあげたら、私にニコッて笑いかけてくれたんです。その笑顔がとても印象に残っていて。たぶんそのときはじめて、私はその子と1対1で向き合ったんだと思うんです。よく先生方も「挨拶でも言葉がけでもいいから、一日のうちで一人ひとりと関わる機会をつくりなさい」とおっしゃるんですが、子どもたち全体を見守りながら、一人ひとりにちゃんと目を向けることの大切さに気付かされた出来事でした。
附属幼稚園もセイトクの魅力ですね。幼稚園実習で私の顔を覚えてくれた子は、今でも「お姉さんせんせい!」って声をかけたりしてくれるんですよ。運動会のお手伝いすることもあるし、バザーもセイトクの文化祭と同じ日に開催したりするので、一緒にお祭りを楽しんでるような感じですね。毎日の勉強は大変なときもあるし、迷ったりすることもあるんですけど、私は最初に「せんせいになりたい」と思ったときの気持ちを大切にしています。子どもと接する中で感じたこととか、やっぱり子どもが好きとか、そういう自分の思いが支えになってくれる。だから、保育の仕事を目指したいと思っている人たちにも、自分の中の「はじめての気持ち」を大事にしてもらいたいと思います。
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2009年 保育科 第1部 卒業 古島 はづきさん 東京都 東京実業高等学校 出身 川崎ふたば幼稚園 勤務 |
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昨年セイトクを卒業して、春から川崎ふたば幼稚園の「せんせい」として 3歳児のクラスを受け持っています。3歳児だと入園してすぐの頃は、泣いちゃう子もいるし、保育室から抜け出しちゃう子もいたりして、けっこう大変でしたね。情緒もまだ不安定だから、機嫌もコロコロと変わるし。最初のうちは「どうして私の言うことを聞いてくれないんだろう…」なんて悩むこともありました。でも、セイトクでは実践的な学びが多かったので、そのときの体験がとても役立ちました。先生方の言葉からあきらめない力をもらったというか、気持ちの面で強くなったというのが大きいですね。
粘土あそびやお絵かきでも、子どもたちに興味を持ってもらうには工夫が必要です。声のトーンを変えたり、効果音を入れたり、隠してたものをパッと見せたりして、視覚的なことも織り交ぜながら「あ、楽しいことが始まるぞ」って気付いてもらう。その引き込み方が大切なんです。おとなしくて消極的な子がいても、そのままにはしておかない。できるだけその子の持っている性格を引き出してあげたいんです。何か新しいことができたら、しっかりと喜んで「よかったね」って心から共感してあげたい。子どもたち一人ひとりに「ちゃんと見てるよ。気にかけてるよ」ということが伝わればいいなと思ってます。
運動会や発表会も、子どもたちにとっては新しい体験の場ですね。最初はチンプンカンプンでも、練習するうちに少しずつできるようになって、本番でパッとできちゃったりする。そのときの子どもたちの表情が素敵なんです。それを見てるだけで、本当にもう感動して泣いちゃうんですよね。そんなふうに、子どもたちの笑顔や成長ぶりを身近に見られるのは、とても幸せなことだと思うんです。毎朝、子どもたちの笑顔や走りまわってる姿を見ていると「よし、今日もがんばろう。一日を楽しもう」って元気になれる。だから、保育者をめざす人たちにも、あきらめてほしくないですね。







