幼稚園教諭
幼稚園教諭とは?
 学校教育法によると、幼稚園は「幼児を保育し、適当な環境を与えて、その心身の発達を助長すること」を目的として設立された任意の教育機関です。
  また1クラスは35名以下の同年齢による構成、年間教育週数は39週以上と法により定められています。幼稚園の対象年齢は、満3歳から学齢前まで。もちろん、どの年齢からでも入園は可能です。
仕事の内容
 幼稚園は就学前教育を担う教育機関と位置づけられています。といっても、小学校のように明確な教科があるわけではなく、教育内容は、健康、人間関係、言葉、表現、環境(周囲のいろいろなモノや生き物に対して興味をもったりすること)の5つの領域に関わる遊びや活動を通して、子どもたちの心身の発達を助長するのが幼稚園教諭の仕事です。
現状と将来への展望
 幼稚園教論と保育士課程を併設している養成施設は多く、両方の資格取得をめざす学生も数多くいます。幼稚園教諭と保育士の資格は、目的も制度も異なりますが、あわせ持つことで幼児教育と幼児保育が有機的に機能しあえるメリットがあります。
  両方の資格を取得しておけば、幼稚園だけでなく、保育士資格を必要とする保育所や児童福祉施設などに勤務することもでき、活躍の場はさらに広がるでしょう。
 

 



保育士
保育士とは?
 児童福祉法でいう「児童」とは、0歳〜18歳までの子どもをさします。
  また、児童福祉施設には、保育所のほかに、乳児院や児童厚生施設、児童自立支援施設、知的障害児施設、肢体不自由児施設、児童養護施設、児童家庭支援センターなどがあります。
  これらの施設において、自分では起き上がることさえできない乳児から、社会に巣立っていく青年まで、それぞれの発達段階に合わせて指導・援助し、自立を促していくのが保育士の仕事です。
仕事の内容
 中心となる職場は保育所ですが、保育所では0歳・1歳の乳児を預かるのが特徴です。
  こうした乳児の場合、保育士の仕事は授乳や食事の世話、睡眠、オムツの世話、遊び、体調管理などが中心になります。
  年長児になると、基本的な生活習慣を身につけさせ、遊び、音楽、図画工作、運動などを通じて子どもたちの心身の発達をサポートしていきます。
現状と将来への展望
 現在、保育所に子どもを預けて働くことは当たり前になっています。そんな時代の流れにつれて、さまざまな保育ニーズが生まれつつあります。
  まずは乳児教育。0歳児、満1歳を待たずに4月から入所させる保護者が多くなっています。
  次は長時間保育や夜間保育。通勤時間が延びていることもあって、夜間も安心して預けられる施設が求められています。