公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門知識及び技術をもって、次のような行為を行う国家資格です。
(1)心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その結果を分析する
(2)心理に関する支援を要する者に、その心理に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行う
(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対し、相談、助言、指導その他の援助を行う
(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行う
取得のためには、本学で指定した公認心理師になるために必要な科目と実習(80時間以上)を修めて卒業したうえで、以下の2つのいずれかの方法で公認心理師国家試験の受験資格を取得し、試験に合格する必要があります。
(1)大学院にて公認心理師になるために必要な科目と実習(450時間以上)を修めて修了
(2)省令で定める施設において指定の行為の業務に2年以上従事
最適の学科・コースなど | 入学年次 | 必要年数 | 最低必要単位 | 備 考 | |
高校卒 | 心理学科 | 1年次入学 | 4年 | 125単位 |
学士の学位を同時取得
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専門卒 | 心理学科 | 3年次編入学 | 2年 | 65単位 | 学士の学位を同時取得 |
短大卒 | 心理学科 | 3年次編入学 | 2年 | 65単位 | 学士の学位を同時取得 |
大学卒 | 心理学科 | 3年次編入学 | 2年 | 65単位 | 学士の学位を同時取得 |
心理実習の実施にあたっては、本学では以下の事項を心理実習実施要件としています。
(1)将来、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において働く意志を持ち、心理学に関する専門的知識及び技術を習得する熱意と意欲がある者
(2)実習指導における実習事前教育を終了している者
(3)心理実習実施(事前学習の1ヵ月前)までに指定された科目(公認心理師欄☆印)をすべて履修し、かつそれらのG.P.Aが2.5以上である者
(4)健康診断を受診し、良好な健康状態にあることが確認できる者