Special Interview 新しい出会いが待っている、セイトクの通信教育。
  • 社会福祉学科 教授。主な担当科目は「障害福祉論」、「社会福祉現場実習指導」。時代に即した指導を行い、多くの人材を輩出している。

  • 夫の病をきっかけに、50歳を過ぎて福祉の道へ進むことを決意。聖徳大学での社会福祉士の学習と同時進行で、独学で平成25年度介護福祉士国家試験に合格。

  • 2児の母として育児に励む傍ら、通信教育部に入学。平成26年度社会福祉士国家試験と精神保健福祉士国家試験に合格。

  • Q1

    社会福祉士を目指したきっかけは?

    松岡:出産後、専業主婦として育児をする中で、「女性・無職・子持ち」という境遇は時として社会的に不利な立場になることを実感。その経験から、いわゆる「社会的弱者」と呼ばれる人々をサポートできる仕事に就きたいと思い、社会福祉士を目指すことにしました。また、法律職だった経験も社会福祉士の仕事に活かせると思いました。


    松本:私の場合、夫が癌になり手術をしましたが、翌年の5月に転移が見つかり主治医より余命宣告を受けました。それをきっかけに、その年の9月に当時在籍していた他大学を自主退学して「福祉の道」へ進むことを決意。社会福祉士は相談援助が基本です。私のように、誰にも相談できずに悩んでいる方の「心の窓口」になれたら、そう思いました。


    Q1

    成瀬先生:社会福祉士の仕事は、福祉、医療、司法、就労支援など、さまざまな分野が関わっています。活躍の場も、施設や病院、民間企業と多岐にわたるので、これからますますニーズが高まる職業と言えるでしょう。

    Q2

    セイトクの通信教育を選んだ理由は?

    Q2

    松本:自宅からのアクセスの良さや、以前聖徳の公開講座を受けていたこと、知名度の高さなど理由はさまざまです。通信制であっても社会福祉士国家試験の合格率が高かったことが決め手になりました。


    松岡:私は育児をしながら資格を取りたいと思っていたので、通信教育を選びました。子どもが聖徳大学附属幼稚園を卒園していたので、私がスクーリングで自宅を留守にしても、行き先が聖徳であれば子どもたちも安心すると思いました。


    成瀬先生:松戸駅というアクセスの良さも聖徳の強みのひとつ。通信教育を受講されている方の多くは、育児であったり、仕事であったり、何かしら生活の軸を持たれています。そういった方々にとって、「通いやすさ」は学びを進める上で重要なポイントになっていますね。また、聖徳は伝統のある大学ですので、教育のノウハウも蓄積されています。

    Q3

    スクーリングはどうでしたか?

    松本:夫が病気になって介護の勉強を始めたこともあり、スクーリングは「介護技術・Ⅱ」をはじめに受けました。ロールプレイやグループディスカッションなど、実務を想定したシミュレーションに挑戦しましたが、正直、今まで自己流でやっていたのでとても不安でした。でも、先生方がとても丁寧に教えてくださったので「基本の型」を身につけることができ、そのおかげで介護福祉士国家試験に合格することができました。また、スクーリングで同じ道を志す仲間たちと出会い、一人ではないことを実感しました。


    松岡:私は「せっかく学生になったのだから、思いっきり学んでみよう」と思いました。あえて青臭いことを言ってみたり、熱い議論をしてみたり、学生のときのように純粋な気持ちで学んだことが、人生のリフレッシュになりました。お昼休みにみんなでおしゃべりをしながら食事をするのはとても新鮮で、母でも妻でもなく、一人の「わたし」として、学生生活を楽しむことができました。

    Q1


    成瀬先生:スクーリングは時間が限られているので、みなさん必死に取り組まれています。熱心な学生が多いので、こちらも教えがいがありますね。現場での実務を身体で覚えることで、実践力が身につくだけでなく、普段学習していることの振り返りにもつながります。また、同じ目標を持つ学生たちが集まるので、必然的に切磋琢磨できる環境で学ぶことができますよ。

    Q4

    聖徳の魅力を教えてください。

    Q4

    松岡:やはりきめ細やかなサポート体制でしょうか。聖徳では成瀬先生をはじめ、多くの先生方や事務局の方による国家試験対策、実習先の相談、学習のアドバイスなど、大学全体でサポートしていただきました。思っていたよりも教職員の方たちとの距離が近く、本当に親身になって教えていただきました。そのおかげで、家事や育児と学習をきちんと両立することができたんだと思います。


    松本:国家試験に向けての対策を一人で練るには限界がありますが、聖徳は国家試験対策講座なども充実。また、実習先を選ぶ際に迷っていたところ、「私に適した施設」について成瀬先生をはじめ、事務局の実習担当の方が真剣にアドバイスをしてくださいました。何事にも「自分の身に置き換えて接してくれること」が聖徳の魅力です。


    成瀬先生:社会福祉士の学習は、学ぶ領域が広いせいか、他の通信制大学では課題や試験を設けず、国家試験に臨 むケースも少なくありません。しかし聖徳の目的は、資格取得はもちろん、その先の現場で活かせる「ほんもの」の力を培うこと。そのためにレポート課題や試験、実習の事前・事後指導を徹底するなど、きめ細やかな指導体制を整えています。

    Q5

    入学を検討されている方にメッセージを。

    松岡:社会人としての生活がありながら、通信教育で学んでいくことは決して楽なことではありません。でも、聖徳大学は、悩みを抱える学生と真摯に向き合ってくれますし、フォローもしてくださるので安心。学生の真剣な思いを受け止めてくれる大学なので、夢を叶えたい意志のある方はぜひ一度門を叩いてみてください。


    松本:私は他大学を含め、10年以上も通信制の大学で勉強し、やっと卒業することができました。通信学習をするには、一に努力、二に忍耐、三に家族や友人の協力が必要です。私は50歳を過ぎて聖徳大学に入学をすることを決めましたが、年齢は関係ありません。何よりも「学びたい」という気持ちが大切です。「志あれば道は開ける、されど努力なしには夢は叶わぬ」。どうか頑張って夢を叶えてください。


    Q5

    成瀬先生:松本さんも松岡さんも、目の前の課題に一生懸命向き合ってきたからこそ、ここまで来ることができました。聖徳のカリキュラムはレポート課題をきちんと設定しているぶん、現場で役立つ確かな力を身につけることができます。みなさんも、聖徳で資格取得だけにとらわれない「ほんもの」の学びに挑戦してみませんか?

    ありがとうございました。

    Special Interview 新しい出会いが待っている、セイトクの通信教育。

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