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“幼児が思いきって描いた一本の線。それを大人はほめてあげられますか?”聖徳大学短期大学部保育科・高柳裕教授の定年を記念した講演会を開催しました。―1月27日(木)

2011年02月10日 短大アイコン


タイトル:Plant-I くぬぎ 種類:シルクスクリーン 寸法:51cm×51cm 制作年:1984年


西洋絵画史上のエポックとなったギュスターヴ・クールベ「波」


時に熱く、駄洒落を織り交ぜた講演

 聖徳大学短期大学部保育科・高柳裕教授の定年を記念した講演を1月27日(木)、本学7号館で開催しました。

 本年度末に定年を迎えられる高柳裕教授は、1980年4月本学に着任され、主として美術教育の面から「保育の聖徳(R)」の保育者育成に多大な貢献をされました。また、先生は国内外で知られる著名な版画家でもあります。東京芸術大学大学院油絵科修了後、1976年に版画グランプリ展大賞、1988年にソウル国際版画ビエンナーレ優秀賞ほか数多くの受賞歴があり、その作品は国内外11か所の美術館に収蔵されています。
 なお、聖徳大学「利根山光人記念ギャラリー」(本学クリスタルホール1階)では、1月27日(木)〜2月10日(木) に「Farewell Presentation 高柳裕作品展」も開催しました。

 「子どもの絵、大人の絵」をテーマに行われた記念講演では、従来の宗教絵画から脱し、写実主義を主張し、西洋絵画史上のエポックとなったギュスターヴ・クールベに始まり、
“私は3歳の子どものように絵を描きたい…”と言ったキュビズム創始者のパブロ・ピカソ、マルク・シャガール、アンリ・マティス、クロード・モネ、ジョルジュ・スーラと、「子どもの絵、大人の絵」のテーマへと繋がる西洋絵画史の概略が述べられました。

 その後、保育士や幼稚園、小学校教諭を志望する多くの学生を前に、子どもの絵(描画)の特長やその読み取り方について解説がありました。幼児の描画とは、子どもが笑ったり、泣いたり、走ったりすることと同じ生活の一部であると強調しました。その他、陰影表現や遠近法に関する西洋と東洋の比較文化やパリ留学時代の思い出話など、ユーモア溢れる講演が展開されました。

「絵は、子どもの心とつながっていると思います。だから、教え込んで上手な絵を描かせるよりも、思いっきり描いた線や色を使った絵をたくさん描かせたいと思いました。」
(記念講演を聴講した学生)

「世界レベルの芸術家・アーティストとして今なお第一線でご活躍される高柳教授の貴重な体験・経験を交えた授業、これこそが大学教育です。また、それを受講できる機会に恵まれた多くの学生は、とても幸せだったと思います。」
(野原八千代本学学長補佐・短期大学部保育科教授)

【問い合わせ先】
本学短期大学部保育科

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