2019/03/07
聖徳の木(0306)
こんにちは。
学生サポートセンターの仲野です。
三田のセイトクは先日第75回卒業証書授与式を挙行いたしました。
学校側が言うのもなんですが、
壇上から(私は舞台裏から)は一人ひとりの顔がしっかり見え、
一人ひとりとの思い出がよみがえり、
一人ひとりに心の中でエールを送れた専門学校ならではの
とてもステキな卒業式でした。
今年は、附属の三田幼稚園の子どもたちにも協力してもらって
子どもたちからの声のメッセージも♪
ここまで涙を見せなかった学生も我慢しきれずに涙を流す場面が。。
あたりまえだけど、うちの学生たちにとって
子どもってやっぱり「最強」なんだな。
そしてもう一つ、今年は「親子表彰」がありました。
そう、お母様が本校の卒業生。(卒業年度は伏せておきます(笑))
聖徳の卒業式では、親子、姉妹で本校をお選びいただき、
卒業された方に、同窓会「ひじり会」より表彰をしています。
「卒業生なんです」とお嬢様を連れてオープンキャンパスへ来たのが2年前。
「お母さんが卒業生」というだけで、プレッシャーもあっただろうな。
こちらもつい、「そういう悩みはお母さんに聞いてもらいなよ」とか言っちゃうんですよね。
すると、「お母さんに言うと「私の時は・・」ってなっちゃって、喧嘩になっちゃうんですよ~」って。
でも、そういうのも含めて、ステキじゃないですか?
母親の背中を見て、「私もお母さんと同じ職業」と自分の将来を考え、
母親が通っていた学校に自分も進路を決める。
お母様だって、母校への愛が(ちょっと大げさですが・・)なければ
自分の大事な娘を送り込んだりはしてくれないはず。
お母様の学校での学び、思い出が、娘の背中を押す自信だったのであれば
これほど母校冥利(みょうり)に尽きることはありません。
卒業生という事で、お母様とも交流があったので
卒業式後 ご挨拶をした際、
お母様「自分の時の事がよみがえってきて、感動して涙が止まらなかった。卒業式、“私は”大満足でした!娘はわからないけど(笑)」
娘「・・・・・・・」
なかの「おい( ̄_ ̄)・・」
三田のセイトクは今年で75回目の卒業式でした。
これまでたくさんの母子、姉妹の卒業がありましたが、
まだ「3代」はない!
目指せ3代表彰!
(右今回卒業生と担任。左お母様とお世話になっていた阿部先生(当時の担任はもういらっしゃらない))
とにもかくにも
卒業生のみなさん、これからが大変ですよ。
頑張ってくださいね♪
「聖徳の木」
みんなはこの2年間、3年間、聖徳で
りっぱなタンスをつくりあげました。
タンスの引出しには「聖徳」で学んだいろんな事が
たくさん、たくさん、つまっています。
知識や技術、アイディアやピアノ・・・
現場に行ったら、たくさんの引出しを活用できるように、
整理整頓しておきましょう。
タンスの引出しは何段になりましたか?
世界に一つのあなただけのタンスです。
タンスに色は塗られていません。
タンスの色は就職した先で塗ってください。
「園の方針」「リズム」「習慣」「きまり」・・。
いろんな事が園によって違います。
聖徳とも違うかもしれません。
たまには色や柄を描きかえる事も必要かもしれません。
現場で学んだ様々な事を入れるのに、
時には思いきって捨てるもの、古くても大切なもの。
断捨離もしたくなるかもしれませんね。
大変かもしれないけど、そのタンスはいつも整理しておきましょう。
タンスの中も常にとりかえて、
タンスの色も新しく塗りなおしたのでは
気づいたら、聖徳でつめ込んだはずの中身が聖徳のものではないものと
すっかり入れ替わってしまっているかもしれません。
でも大丈夫です。
そのタンスは
「聖徳の木」という
りっぱな木で
しっかりと作られていますから。
ご卒業おめでとうございます。