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学校生活

校長室だより

2011年11月の校長室だより

子どもの健康を考える

 聖徳大学保健センター発行の機関誌「けんこう」No101(2011/10)では、聖徳大学保健センター所属の先生方が「免疫力のアップ」についてその方策を述べておられます。次に紹介するのは、保健センター講師 濱田朋美先生の提言です。

 

 誰もが持っている「免疫力」。しかし、しょっちゅう風邪をひく人、インフルエンザが大流行しても平気な人もいます。このように「免疫力」には個人差があるのです。

 この「免疫力」に大きく影響するのが自律神経です。自律神経とは、呼吸や消化など意思とは無関係に身体の働きを調整している神経系で、活動時や興奮時に働く交感神経と休息時やリラックス時に働く副交感神経からなります。

 これらは一方の働きが優位に立つともう片方がダウンして、シーソーのようなバランスで働きます。自律神経のバランスを崩す大きな原因はストレスです。強すぎや長引くストレスは、交感神経の過度の緊張を引き起こし、免疫力が低下してしまいます。かといって、楽をしすぎて副交感神経ばかりが活性化し続ければ、やる気も元気もなくなり、心も体も疲れやすくなります。

 私たちは、免疫力そのものをコントロールしたり、高めたりすることはできませんが、食事や運動、睡眠、ストレスの軽減などライフスタイルによって、自律神経をコントロールすることは可能です。生活の改善やストレスの解消で交感神経と副交感神経の偏りを整え、意図的に自律神経のバランスを整えましょう。 

 

 濱田先生のこの提言を読んで、附属小学校の子ども達の学校での日々を考えました。放射線量の影響で野外の活動や運動を制限してきました。また、野外活動を伴う学校行事等も実施を見合わせています。このことが、子ども達のストレスに繋がっていないかという問題です。保健室の記録によると、9月から10月の間に病院に搬送しなければならない子どもの怪我が12件も発生しています。

 「学校における放射線防護の考え方」について、文部科学省は、「学校が対策をとることの利益は、被曝をさけることによるリスクの低減であり、対策をとることの不利益は、対策の結果として生じる心身の健康への影響等である。学校生活における放射線の防護に当たっては、単に放射線量の低減化だけを考えるのではなく、屋外活動を過剰に制限することによる運動不足や肥満、ストレス等による疾患リスクの上昇に留意する必要がある。」としています。

 幸いなことに、本校は様々な対応が実を結び放射線量が徐々に減少してきています。そこで、延期している「全校遠足」を校内オリエンテーリング形式で実施する、「長縄跳び大会」を体育館で学年毎に実施する等、子どもの運動不足を防止し、ストレスを軽減する具体策を考慮中です。実りの秋、スポーツの秋にふさわしい学校生活の実現を目指します。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。





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