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学校生活

校長室だより

2012年11月の校長室だより

 

聖徳大学附属小学校

校長  佐藤 幸雄

 

 昨日は全日出張でもあり、一日遅れの「響き」発行となりました。失礼しました。

 専科授業参観のアンケートが集まりましたのでご紹介いたします。このアンケートも実ははじめてのことでありまして、運動会や聖徳祭と同様に保護者の声をお聞きすることのよさを実感いたしました。評価のフィードバックは自己評価と他者評価と両者の長所を生かして補完し合い、これからも積極的に推し進めていきたいと思います。

<1年生:礼法 坂口先生>

満足度調査 5・・・30通  4・・・2通

感想から・・・先生の説明がとてもわかりやすかった。美しくお話しされる日本語を耳にするだけでも気持ち良い。礼法室では気持ちが改まり背筋が伸びる気がした。身のひきしまるすっきりした授業だった。親の知らない由来などを教えてくださっている。どうして大切にするのかの訳も説明されてよかった。礼法はむずかしくとっつきにくいものかと思っていたが、わかりやすく動作の一つ一つに意味がある説明を聞き納得できた。部屋が寒かった。親子礼法ができないか。

<2年生:書写 伊佐先生、丸子先生>

満足度調査 5・・・18通  4・・・5通  3・・・1通

感想から・・・3年前の長男の時以来の参観でしたが相変わらず緊張感のあるすばらしい授業だった。張りつめた授業は子どもたちの姿勢、態度のよさに表れている。成長の中で確実に大きな糧になる。ていねいな指導で道具の出し方しまい方、机の配置、筆や墨の使い方、筆の角度など何度も教えられていて感謝する。大ベテランの先生が厳しい中にも温かさを感じる低学年に即した授業で感銘した。2時間立ったままがつらかった。

<3年生:英語 ケビン先生、マット先生>

満足度調査 5・・・17通  4・・・5通  3・・・2通  2・・・1通

感想から・・・今回が3回目の参観ですが年々充実した内容になっていると感じる。全員参加のリズム感のある楽しい授業だった。全員の子どもの顔と名前を覚えていただきうれしかった。少人数で先生の声もよく聞こえる。わかりやすくていねいに教えてくれている。マジックが細く見えにくかった。最後のテストをもう少していねいにやってほしい。わかっていることが多くつまらない、と家では言っている。

<4年生:音楽 檜貝先生>

満足度調査 5・・・28通  4・・・3通

感想から・・・日頃の指導の成果がよくわかる授業であった。合唱・リコーダー・リズムなど授業構成が変化に富んでいる。聖徳の徳育教育の一環に音楽教育(礼楽)があると思う。レベルの高い授業であった。もののけ姫やタイタニックのむずかしい曲をリコーダーでグループ毎に発表していてすごい。緊張感も伝わってきて清らかでよかった。できれば椅子に座って授業ができればと思った。

<5年生:家庭 加納先生>

満足度調査 5・・・30通  4・・・3通  3・・・1通 

感想から・・・男女関係なく班で話し合いながら作った料理をおいしそうに食べる姿がほほえましかった。メニューから自分たちで考えているのが発見や発展に結びついた。ドレッシングもアレンジしてつくっていた。班ごとにちがうものなので試食交換ができたらと思った。最後に感謝の心を持つことにも触れていてうれしかった。注意事項が行き届いていたのに包丁の持ち方が危ない子がいて残念だった。流し、調理台が少し低いのでは。

<6年生:図工 長谷川先生>

満足度調査 5・・・15通  4・・・2通 

感想から・・・一人一人にきちんと材料が用意されていて本格的な陶芸ができた。窯もあり聖徳小ならではのぜいたくな授業。つくった茶碗で礼法でのお茶会とはなんとも素敵。できあがりが楽しみだ。先生の指導も優しさにあふれていて、後ろの方でもモニターで手技が見やすかった。おしゃべりが気になった。もう少し注意してもよいのでは。参加型は楽しかったが、子どもの様子があまり見られなかった。

いくつかの学年で、専科授業参観でも車での来校ができないかのご要望がありました。そうすればもっと参観者も増えるのではないかとも書かれていました。一定期間、時間もバラバラになるのがネックになっていますが中高とも相談して再考いたします。



 

 

聖徳大学附属小学校

校長  佐藤 幸雄

 

 即物的なタイトルで恐縮です。のっけからの寄り道というのも変ですが、これには先人がいまして、だれかといいますと文学者中野重治。昭和の戦後期を代表する作家でした。この小説家兼批評家はタイトルのつけかたがとにかく即物的で卓抜。どこか詩を感じさせるのです。たとえば書名では『芸術に関する走り書き的覚え書』とか『小品十三件』『鷗外その側面』等。若いときは詩人でもあって「はたきを贈る」なんて名詩もありました。すごいのは評論の題名で、「さしあたりお答え」「よって件の如し」「それにつけても」とか。圧巻は室生犀星論の中の「しゃつ、ももひきの類」。これにはあきれて笑ってしまいました。 

 今回は、そんな雰囲気を真似てみました。といっても遊んでいるわけではありません。今月11月の「学校だより」には4年生の勉強合宿のことを書きましたが、少し抽象的な事ばかりの内容に偏っていましたので、今週実施する昨年1回目に続く第2回目のそれ(20日~22日の初の2泊3日)についてどんな内容で実施していこうとしているのか、他学年の保護者の皆様にも具体的に紹介しようと思ったからでした。

 中学受験を意識した高学年としての「学習の仕方」を学ぶのが主目的の学年行事ですから、授業の受け方・自学自習の方法を学ぶ講話と実際に自学自習をするスケジュールに終始しています。講話は以下の通りです。

①   落ち着いた学習や生活態度が学力を高める(佐藤校長)

②   宿題・テスト・自学自習への取り組み方(小宮先生)

③   授業を受ける時の心構え(久保田先生)

④   川並芳純附属女子中高校長先生の中学校から見た勉強の話

  ホテルのステイマナーについて(久保田先生)

⑤   国語科の学習ポイント(コース別授業講師 比留間先生)

⑥   算数科の学習ポイント(コース別授業講師 高島先生)

⑦   社会科・理科の学習ポイント(佐藤校長)

⑧   テーマ作文の書き方(相田先生)

 この内、ステイマナーとテーマ作文の講話は今回と5年次シンガポール修学旅行での宿泊と発表会とを意識した講話です。4教科の模擬テストもおこないます。

 自学自習については2泊3日で6回計7時間を設定しました。自分で持参した学習教材を使って学習しますが学校側でも教材を準備していきます。また、自学自習は本来は一人で取り組むわけですが、この合宿では各自の部屋で自習するのではなく、児童全員が一同に会して学習できるように大きなホールに長机を並べてもらうことにしています。友達との切磋琢磨、刺激のし合いをねらっています。子ども達のなかにはすでに自学自習が内面化している児童もいるでしょうし、まだ自己統制力が弱い児童も存在しているでしょう。全員が見渡せる中で、自らの目と体で友達の姿勢、己の実態を客観視してもらいたいと思います。

 また、毎回重視したいことは、勉強の継続性です。この合宿中だけのがんばりではいけません。いかに日常化していくかが最大のポイントといっても過言ではありません。自己点検・自己評価が大切になる所以です。この期間中からこれまでの登下校の反省ばかりではなく生活全般にわたる反省カードを実施していきます。これには保護者の協力も必要です。お子様の小さな目標達成を、継続していく根気を大いに評価してあげてください。自学自習の内面化を図るポイントは小さな成功体験の積み重ねです。根気力は保護者も問われるところ。中学受験が親子受験であるといわれるのには、大きな意味があるのです。

 勉強合宿中一つ息抜きの興味津々な社会科見学を用意しました。成田の日航ホテルですからJALの機体整備工場見学ができるのです。私もじつはこれが秘かな楽しみ。



 

聖徳大学附属小学校

校長  佐藤 幸雄

 

 学園全体では5周年ごとに周年行事をおこなうことになっていますし、学園の各学校は10周年ごとに周年行事を開催しています。来年、平成25年は、昭和8年現東京大田区に聖徳家政学院と新井宿幼稚園として産声をあげた聖徳学園も80年目を迎える年になります。私が赴任した前の年が昭和63年で学園創立55周年でした。当時の小学校の児童会役員の面々が、小中高合同の記念ミュージカルに出演したようで、私が赴任後1年目につくった演劇クラブにその子たちが全員入ってきて驚いたことがありました(その年は、演劇クラブも聖徳祭で舞台発表をさせてもらいました。映画「スタンド・バイ・ミー」で有名になった同名ソングにのせてダンスシーンもつくり、テーマは童話『わすれられないおくりもの』から借りて一編の劇「そばにいて」をつくりました。ああ、懐かしい。そこに出演した一人の女子が今はお母さんになって先日学校を訪ねてきてくれました。現在本校同窓会「秋和会」(しゅうわかい)の副会長をしてくれています)。

 創立70周年の時は、附属小学校が大活躍でした。川並記念講堂での記念行事の舞台を小学生たちが司会進行もしたのでした。全校ページェントもやりましたので、大学まで全校で練習に行くのにバスを何台も連ねていきました。終了後たいへんなお褒めの言葉をいただきました。小中高大学すべてのブラスバンドが参加した吹奏楽フェスティバルもありました。なんと都内サントリーホールでおこなったのですから素晴らしいことでした。学園は歴史の節目でいつもうまくモニュメンタルな行事を創り出しますね。

 80周年でも、先日学園からお知らせを配付させていただきましたが、75周年のようにキャッチフレーズを募集します。どうぞ、保護者にも、小学生にもおのおの賞がありますので、ふるってご応募ください。ちなみに、同じ来年、附属女子中高が30周年で、平成26年が附属取手聖徳女子中高が30周年、われら附属小学校の30周年は平成28年におこなうことになっています。がんばるぞ!

 

 

月曜名句全14句暗誦者あらわる

 

 「響き」24号や全校朝会で呼びかけた月曜名句全句暗誦ですが、まず低学年からすべてそらんじる児童が出現し始めました。まさに響き合いの心。うれしい努力達成経験です。休み時間など校長室にやってきては試験を受けています。晴れの全校第1号は、2年1組中山拓飛くんでした(中山くんは10日後、作者名も唱える完全暗誦も成功させ2冠に輝きました)。その後少しずつあらわれ、現在は8名の児童が全句暗誦を達成しました。お祝いに、今日の全校朝会ではみんなで拍手を贈りました。この紙面でもお名前を挙げましょう。②3年1組小川優香里さん③2年1組新谷祐つきさん④3年1組濱口耀さん⑤2年2組山崎由稀さん⑥3年1組関美々さん⑦2年2組新井奏楽くん⑧2年1組星愛夏美さん。8人にはそのがんばりに校長賞のご褒美を進呈しました。(まだ、がんばる子はいるかな?いてほしいな。今日で16句になってしまったけれど)

 また、聖徳祭で投票してもらった「わたしが気に入った一句」の結果ですが、1位はダントツで本校児童6年田中くん作の「心臓に梅雨前線つきささる」でした(65票/168票)。友情票も集めたでしょうね。2位は芭蕉作「石山の石より白し秋の風」(25票)。3位は一茶作「名月を取てくれろと泣く子かな」(24票)でした。俳聖芭蕉やおらが俳人一茶が子どもたちから選ばれるとはなんてすてきなことでしょう。今年から11月1日が「古典の日」として制定されましたが、その古典とは『源氏物語』などを目しての命名ですが、俳句も立派な古典文芸。平安文学とはちがって今も盛んに生きている文芸として、代表的名句のいくつかは季節の移ろいとともに胸に湧き上がってくるようなうるおいのある大人になってもらいたいものです。 



 聖徳大学附属小学校

校長  佐藤 幸雄

 

 アンケートのご協力をいただいたのも4回目になりました。今年度は、無記名にし運動会、聖徳祭でも本格的に実施してきました。ご提出のご協力に感謝いたします。おかげさまで授業参観では、昨年度の各回70通ほどの提出が約150通と2倍以上になりました。運動会では278通、聖徳祭では171通(提出率43.4%。11月2日現在。その内、1年生28通は学年だよりの別紙アンケート用紙)書いていただきました。前3回分についてはそのつどこの校長室だよりにて満足度の数値結果と感想欄の概要や改善案などを記してまいりました(「響き」4号、8号、20号)。今回の聖徳祭アンケートもすべて読ませていただきましたが、私たち教職員だけではふり返れない内容もありましたし、同じように気づいていてもやはり外部の方に指摘してもらうことの心理的作用ということでは認識に大きな差が生まれることを改めて実感しました。

 まず、満足度の数値結果から。5・・・94/143通(65.7%)  4・・・41通(28.6%)  3・・・3通  2・・・3通   1・・・1通    不明・・・1通 でした(1年生アンケートは数値こそありませんが、28通すべてお褒めの言葉でした)。提出者の約94%の方が4以上の評価をくださいました。舞台発表・展示発表・後援会企画の3本柱での和の饗宴は本校総合学習活動として今年度もそのねらいをひとまず達成できたと喜びたいと思います。関係の皆様に再度お礼を申し上げます。ありがとうございました。

 しかし、肝心なのはこれからの児童の変容です。打ち上げ花火のお祭り行事ではありません。あくまでも教育活動です。ねらいの射程はさらに遠くまでめざしています。また、171通以外の保護者の声にも耳をすまさなければなりません。和の道は遥かです。けれども進んでいく方向はまちがっていない。皆様とこの道を歩んでいきたいと思います。私はこれまで、本番当日は満足に舞台を見ることができませんでした。今回、2日間じっくり舞台発表を見ることができました。全校合奏、5年の和太鼓、6年の卒業演奏、全校ページェントについては、手前味噌ながら他校や下学年に憧れられるプログラムになってきたと胸を張りたいと感じました。併せて1~4年の劇表現がこれからの課題であると思いました。とくに4年の劇表現は本校では演劇体験が最後になりますので大切にしていきたい。5,6年は定番が控えています。この4年で、演じる側でも感動し練習を重ねる毎に心が育つ脚本を選ぶ必要があるでしょう。今回の4年劇「ぞうれっしゃがやってきた」は素晴らしい選択でした。題材としても場面づくりも台詞も歌も小学校脚本としてたいしたものだと感心しました。来年もこのレベルの劇にチャレンジさせたい。また、もっと1年生の時から声を大きく遠くまで届かせる日頃の指導の工夫が大切です。今回1年生にはともかくマイクに頼らないことを先生方にお願いしていました。プロの演劇でもまずその魅力はマイクなしの声です。子どもの声でも同じです。透明感のある声は直に聞いてこそ心が洗われるものです。声を出すことを学校全体で取り組んでいきたいと思います。

 今回のアンケート結果から来年度に改善をしなくてはならない最大の課題は、客席の問題です。数値が低い方の感想欄は、おしなべて観客の態度や客席への不満でした。高い方でも感想の最後に保護者のマナーのなさを嘆く文章が付け加えてあるものが目立ちました。たとえば、朝早くから並んでいたのにぬかしていった、席取り、ビデオで見づらいこと、空いた来賓席に後から来た人が座る等。また学校側には、シルバー席はないのか、発表学年の保護者席を前に設置してほしい等。私達も悩んできたことです。来年度は、食堂前から並んでいただき整理券を配って10人ぐらいずつ順番に入場してもらうことの改善をまずいたします。また、撮影会社に全体を撮ってもらいそのDVDを販売することもしたいと思います。内部のふり返りと外部のふり返りとを統合した結果が次の改善策を生み出す構想をもたらします。



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