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校長室だより

2013年1月の校長室だより

 

聖徳大学附属小学校
校長 佐藤 幸雄
 
 
 

 新年あけましておめでとうございます。

 新しい年をご家族で爽やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。

 本年も子ども達の健やかな成長を願い、教職員一同、心を合わせて子ども達の教育に専念いたします。

 皆様の温かいご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

 

  去年今年貫く棒の如きもの 虚子          平成25年 元旦

 
 
 
 掲げた高濱虚子の俳句は、本日の3学期始業式で子ども達に示した「月曜名句」です。新春を飾る名句としてこれほどふさわしい一句はないのではないでしょうか。昭和54年、朝日新聞第一面の片隅に連載が始まった大岡信氏の「折々のうた」ではじめて知ったのですが、一読息を飲んだことをよく覚えています。意味がわからないといえばわからない迷句なのでしょうが、氏が評するように「去年をも今年をも丸抱えにして貫流する天地自然の理への思いをうたう。『貫く棒の如きもの』の強さは大したもので、快作にして怪作というべきか。」直感で感じとる短詩形の典型作品かもしれません。
 
 本年聖徳学園は創立80周年を迎えます。10月19日(土)には記念式典も計画されています。私がこの俳句を通して子どもに教えたかったのは学園がこれまで80年を“貫いてきた”、そしてこれから100年を越え遥か未来まで“貫いていこう”としている建学の理念「和」のこころです。この学校の使命である聖徳人間教育です。抽象的すぎて1年生からいる全校児童の前ではわかりづらい内容になるかもしれませんが、この学校で学んでいる当事者としていったい自分は何をめざしてがんばっていけばよいのか全員で聞く機会は必要だと考えます。そして大切なことは、和のこころを自らのなかに貫いていくためにも自分を変えていくことが不可欠の条件になることを理解することです。「大切な価値実現に向けて自らの向上的変容を図る努力をする。」先生と仲間とともにこの実現をめざすのが学校です。
 
 学園は2013年度から新しい「5年後ビジョン」の時期に入ります。現在各学校でその策定作業に取り組んでいますが、本校での第1案の構想ができました。まだ、細部のつめ、具体化方策、全体討議の過程が必要になりますが、一度ここでお示ししておこうと思います。本校を選んで入学してくる子ども達をこのかたちのなかで教育していきたい。「和」を貫いていくための私の考える新しいかたちです。
 
Ⅰ 質の高い学力形成の実現 (「学力の質」保証を3側面から実行)
  1.学びの質の向上(授業展開論)
  2.教育内容の質の向上(教育内容・教材論)
  3.教師の質の向上(教師教育論)
 
Ⅱ 和のこころを持った人格形成の実現 (「和のこころの育成」保証を3側面から実行)
  1.思いやりの心の涵養(礼法中心)
  2.和える心の涵養(明和班活動中心)
  3.響き合う心の涵養(学校行事中心)
 
Ⅲ 学力形成と人格形成を本物の環境・本物の体験を通しての人間教育として実現 
  1.本校独自の教育プログラム「聖徳小教育」
  2.会食
  3.望月校外学習
  4.勉強合宿
  5.シンガポール修学旅行
  6.卒業演奏
  7.和太鼓演舞
 
Ⅳ Ⅰ~Ⅲの実現による入学者確保 
  1.出願数を増やす募集計画
  2.中学受験対策
  3.放課後スクール
       
Ⅴ 幼・大学院・大学との教育・研究連携 
  1.校内研究、幼・大学院・大学からの講師
  2.科研費共同研究
  3.大学研究紀要投稿
 
 この「5年後ビジョン」は、昨年4月の校長就任以来、日々現れてくる具体的な小さな職務に立ち向かっていくなかで次第に私の心に見えてきためざしていきたいこの学校のかたちです。このように構想メモにしてみますとなんらことさらな新しいことがないことに驚きますし、私たちが四半世紀やってきたことの集大成をしただけであるかもしれません。しかし、このかたちはまちがっていないと自負しています。縁あって聖徳学園の歴史のこの時期に私が校長になった使命があるとすれば、このかたちの実際的実現のさらなる質を高めていくことだと思っているのです。


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