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校長室だより

2015年1月の校長室だより

平成26年度 学校だより 1月号

 

   迎春  ~年頭にあたり: 世界は驚きと論理に満ちている~ 

                      聖徳大学附属小学校

                      校長  佐藤 幸雄

 

 新年あけましておめでとうございます。

新しい年をご家族で爽やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。

本年も子ども達の健やかな成長を願い、教職員一同、心を合わせて子ども達の教育に専念いたします。

 皆様の温かいご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

 

   大濤(おおなみ)にをどり現れ初日の出 高浜虚子  平成27年元旦

 

 掲げた虚子の俳句は、本日の3学期始業式で子ども達に示した「月曜名句」です。新春を飾る名句として3句目。一昨年は「去年今年貫く棒の如きもの 虚子」昨年は「鷲下りて雪原の年あらたなり 山口草堂」を選びました。今年は再び虚子の登場となりましたが、この俳句も勢いや華やかさがあって新春を寿ぐにふさわしい風格を感じます。大先達高浜虚子、融通無碍の境地の作でしょうか。

新しい年の舞台は大波・大荒れの状況下。そこに「をどり現れ」ですからこれはすごいですね。満場の注視のなか主人公たるやこのぐらいド派手に登場する気概が必要なのかもしれません。ともかくも今年も、たっぷりおおらかな福笑いのように余裕をもって元気よく働いていきたいものです。

 

 この学園には毎月、教職員や関係者に配られる「学園報」という社内報があります。1月はじめには「新年特別号」が出て学園管理職の新春挨拶が掲載されます。私も附属小学校長として一文を寄せていまして、保護者の皆様にもぜひ読んでいただきたく思い、ここに転載いたします。

 

「新年あけましておめでとうございます。

 昨年、募集用にコンパクトなワンテーマのパンフレットを2種作成しました。手はじめに、いま力を入れている「理数教育」と本校伝統の「明和班活動」(学級とは別の異年齢グループで活動する本校独自の仕組み)とを取り上げて仕上げてみました。

 見開きに校長挨拶を入れましたが、理数編に載せたその文章を考えていく中で私に一つの発見的認識がありました。本校の理数科学習の特色は、子ども達に「世界は驚きと論理に満ちている」ことを教材と学び合いを通して実感させていくことにある、ということでした。このようなフレーズにまとめてみるとたいへん愉快で、学ぶことの明るさ、喜び、知的探究の奥深さ、自然・社会・文化への憧れ、人類という存在への信頼などが感じられて、自分ながら気に入ったのでした。やはり学ぶことはどんなにつらくとも、On the Sunny Side of the Street を軽やかな気分で歩むようでありたいというのが私の望むところです。

 もとはといえば、1962年に『沈黙の春』を書いて環境保護活動の母ともなったレイチェル・カーソン晩年の著作『センス・オブ・ワンダー』が、このフレーズを思いつくヒントになっています。「世界に驚異の目をみはらせよう」という雑誌掲載時の題名は、青年期の自己の内面とのすさまじい戦いの中にある中高生よりも、外部世界への好奇心の発揮に本領がある小学生にこそふさわしい態度でありましょう。

 そして驚きにあふれた世界をみずから切り開いていったとき、事象に共通する法則性や事象同士をつなぐ筋道が見えてきたならば、学習することのおもしろさや意味がおのずと体感でき、自分がこれから何を大切にして生きていきたいかの価値観の形成にも大いに資することがあると考えたいのです。」

 

 本年もよろしくお願いいたします。





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