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校長室だより

2016年11月の校長室だより

11月16日、高い秋空のもと、350名を超えるご来賓のご参集をいただき、本校「創立30周年記念式典」は滞りなく終えることができました。

ご来校いただいた皆様にあらためてお礼を申し上げます。

当日の様子につきましては、すでにアップしております。ご覧いただければ幸いでございます。

今回は、式典での校長式辞をご紹介いたします。

東京聖徳学園の附属学校として、3つの教育方針「礼節・知育・勤労」がありますが、その「これまでとこれから」について述べました。

 

 本日、本校が晴れて創立三十周年記念式典を迎えられますことは、まことに慶ばしいことでございます。千葉県知事代理、総務部次長、吉野毅(たけし)様、千葉、県議会議員、並びに千葉県、私学振興議員連盟会長、河上茂様はじめ、多数のご来賓の方々、これまで本校を温かく見守り今日までお育ていただいたすべての皆様に、まずはこの場をお借りしまして心よりのお礼を申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。 

 本校は、創立者川並香順先生の遺志を受け、聖徳学園の一貫教育の構想のもと、二代目理事長川並弘昭先生が開校されました。学園の初等教育段階をになう小学校として、三年前に開校した附属中学校高等学校の三つの教育方針、それは礼節・知育・勤労でありますが、その教育方針を共に掲げております。昭和六十一年の春のことでした。

 今回の式典を契機として、礼節・知育・勤労のこれまでを振り返り、これからの展望を見通す機会にしたいと考えております。

 

【はじめに礼節について述べたいと存じます。】

 学校教育に小笠原流礼法を正課として取り入れた日本で最初の学校でした。その取り入れ方は中途半端ないいとこ取りではなく、川並弘昭先生の教育的洞察により、「本質的な導入をしなければ子どもの姿を変えることはできない」と判断された結果の本格的な礼法室の設営でありました。そして現在、その環境と六年間のカリキュラムは世界に誇り得る心の教育だと自負しております。

 それに加えて、本校にはもう一つ、開校以来取り組んできた明和班活動という縦割りの異年齢集団によるグループ活動があります。毎日、お昼ご飯の会食をこの縦割りのきょうだいのようなグループで食べているのですが、この明和班活動が、礼法教育とあいまって子ども達の心を一層耕してきたと考えております。

 礼節はその芯に思いやりの心があります。本校には礼法の授業で学んだ思いやりの行動を毎日の明和班活動のなかで自然に発揮できることが大きな特徴です。礼法と明和班活動とがお互いに補い合いながら、働きかけるとき、子どもに内面化されたやさしさが身に付くのではないでしょうか。明和班活動と礼法とは相互に対となって本校の心を育てる教育の基盤になっているのです。この二つの焦点が描く心遣いの楕円形をさらに徹底して、この対となる二つの活動が知育とも関連のあることを内外に示していくことが大切だと思っております。。

 

【次に知育について振り返ります】

 本校では、全校児童が毎年、漢字検定、数学検定、てのひら文庫読書感想文にチャレンジしていますが、これらの学習は、本校の代表的な自律の学びです。自律の学びとは、個人としての目標達成学習ですので、音読、漢字・計算プリントなども学力の定着のために大切な自律の学びといえます。さらにこの学びは、学習意欲、継続力、達成体験など学習のメンタルな面を育てる上でも、なくてはならない個人としての学習活動です。

 しかし、やはり知育でも自律の学びと対となる学びが肝心です。それが集団としての学び合い学習である協働の学びです。アクティブラーニングという言葉が話題になって、今度の学習指導要領ではアクティブラーニングを「主体的で対話的な深い学び」のことととらえていくようですが、まさに協働の学びも主体的で対話的な深い学びです。その学びが成立するために最も大切なポイントは、取り組む学習内容の質の高さです。教科の本質に根差した内容が驚きに満ちた謎として子どもたち自身の問いとなったときに、集団での追究意欲に火がつきます。意見の交流は一人一人の考えをゆさぶり自分一人では考えつかなかった認識へと導いていくことになります。そんな協働の学びは自分の考えの変容をノートに自分の言葉で綴っていくことで思考力・表現力に転化していきます。長年の算数科校内研究、現在の高学年専科理科ではこの協働の学びを大切にしています。将来に生きて働く学力は、この自律の学びと協働の学びの二つの焦点が描く楕円形のなかに誕生すると信じています。

 

【三つの教育方針の最後、勤労については以下のように考えています】

 大人になるということは、ようするに働く、ということです。そのように考えると、勤労の能力や勤労に対する価値意識を育成していくことこそ教育の大きな目的といえます。勤労は人間としての総合力が問われます。培った能力と人格を活用して人としてふさわしい問題解決をしていくことが求められています。ここでも本校の知育としての学力形成と礼節としての人格形成とが対となっていることがバランスのとれた勤労能力や勤労観を育成していくのだと考えます。そして勤労には実践経験が欠かせません。本校の総合学習はさまざまな持ち味をもった子どもたちが一つのものを作り上げる活動です。これからも机上では学べない、体験を通した学習を大切にして、心と体を育てていきたいと思います。

本校のこれからを人の一生に譬えれば、三十代、四十代と一番油ののってくる働き盛りの時期を迎えます。それを思えばこれまで築き上げてきた礼節・知育・勤労の「和の教育」をこれからもますます貫いて、そのために叡智と努力を傾けていく所存です。

今後、皆様方の一層のご指導・ご支援を賜りますことをお願い申し上げ、創立三十周年のご挨拶といたします。

     *

平成二十八年十一月十六日

聖徳大学附属小学校    校長 佐藤幸雄



昨日、気持ちよい秋晴れのなか、長なわ記録会を行ないました。

1年生がとてもうまくて感心しました。

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1年生が連続とびをするのはたいへんですが、今年は飛び方に大きなちがいがみえません。どの子も飛べているのです。

これは指導の的確さを示しています。写真をよくみると、飛ぶ位置に黄色のガムテープで✖がついています。ここで飛べということです。

長なわのポイントは、入る場所、飛ぶ場所、抜ける場所の3点です。

きっと正しい指導があったのでしょうね。

いいぞ、1年生。

長なわは学級づくりにとてもよい教材です。

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