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聖徳大学川並弘昭記念図書館 8F

最終更新日:2019/03/22TEL.047-365-1111(代表)

〒271-8555 千葉県松戸市岩瀬550

企画展のご案内 

聖徳大学・聖徳大学短期大学部 松戸市・松戸市教育委員会 共同企画展

  
フジタとイタクラ エコール・ド・パリの画家、藤田嗣治と板倉鼎・須美子


 聖徳大学並びに聖徳大学短期大学部と松戸市は、2013(平成25)年12月に、 包括的な連携に関する協定書を締結しました。この協定書は、両者が包括的な連携のもとに、広域な分野で相互に人的資源を活用し、地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目的としたものであり、目的遂行のため、これまでにも両者間において様々な事業を展開してきました。
 このたび、この一環として、聖徳大学・聖徳大学短期大学部 松戸市・松戸市教育委員会 共同企画展「フジタとイタクラ エコール・ド・パリの画家、藤田嗣治と板倉鼎・須美子」を開催します。
  藤田嗣治は、東京美術学校(現 東京芸術大学美術学部)を卒業後、1913(大正2)年に渡仏しました。乳白色の下地を用いた独自の技法で女性や猫を描いた作品が脚光を浴び、エコール・ド・パリを代表する画家として華々しい成功を収めました。
 東京美術学校で藤田嗣治の15年後輩にあたる板倉鼎は、松戸で育ち、妻の須美子と共に、1926(大正15)年から1929(昭和4)年までパリに留学しました。板倉夫妻にとって、すでに画家として揺るぎない存在であった藤田は、指標とすべき存在でした。1929(昭和4)年4月、藤田を中心にパリの日本人画家たちが結集した「仏蘭西日本美術家協会」第1回展には板倉夫妻も参加しましたが、須美子が出品した独特な魅力のある作品を藤田が展覧会場で絶賛したことを、鼎が松戸の家族に宛てた書簡に記しています。
 本共同企画展は、藤田嗣治と板倉鼎・須美子夫妻がパリで生み出した優れた芸術と彼らのつながりをお伝えするため、聖徳大学が所蔵する藤田嗣治の作品と、松戸市教育委員会等が所蔵する板倉夫妻の作品を展観するものです。エコール・ド・パリを生きた3人の画家の情感あふれる作品をぜひご堪能ください。


   平成31年1月16日

                          聖 徳 大 学 学 長
                          聖徳大学短期大学部学長
                             川 並 弘 純


                          松  戸  市  長
                             本 郷 谷 健 次

会 期 : 平成31年1月16日(水)〜 平成31年3月16日(土)

時 間 : 9:00〜17:00(初日のみ 12:00〜17:00)

休 館 : 日曜日・祝日、1月19日(土)、3月8日(金)、3月9日(土)その他、
      学事日程等により休館となることがあります。

観覧料 : 無料



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