学科長コラム⑩ー聖徳らしさって??(その3)
24.05.01
皆さん、こんにちは。
学科長の山田でございます。
風薫る5月を迎えました。とてもさわやかな良い季節です。
新入生も大学生活に慣れてきた頃でしょうか。
入学後、聖徳大学キャンパスで一番印象に残ったものは何でしょうか?
先輩達が社会調査法Ⅱ「写真観察法」で切り取った、聖徳らしさをあらわす写真をお送りします。
「聖徳大生のキャンパスライフ」が表れていますのでお楽しみ下さい。
新入生は今から、ご自分なりの「キャンパスライフ」を創りあげ、
「聖徳らしさ」について新たな発見をしてください。
(1)学びを深める
ここは、聖徳生が学びを深める川並弘昭記念図書館だ。カラフルな椅子が並びポップな印象だ。天井が吹き抜けになっているため、日中は自然採光を生かした気持ちのいい閲覧スペースになっている。日が沈んでもまだ、勉強に励む学生が多くいる。こども図書館もあり子どもも幼児教育を学ぶ学生にもとてもいい環境だ。(撮影&解説:S.M)
(2)今日はどれにしようかな
私たち聖徳生がご飯を食べたり、オンラインで授業を受けたり、空きコマの時間を友達と過ごしたりしているこの場所は、7号館の地下にある「リリブ」である。入口を入ってすぐの所にあるのがその日のメニューの食品サンプルで、授業が終わってリリブに来ると、友達と一緒に「今日のラーメン美味しそう」「あ、でも唐揚げも捨てがたいな」などと話しながら何を食べるか相談するのがお決まりの流れになっている。いつ見ても美味しそうなランチメニューにはハズレがなく、どれを食べてもそのメニューを選んで良かったと思えるクオリティの高さで聖徳生の胃袋を掴んでいる。(撮影&解説:A.N)
(3)身だしなみは女性のマナーです
ここは7号館2階にある鏡の前の写真です。聖徳大学の廊下には至る所に鏡があります。鏡の上部に「身だしなみは女性のマナーです」と書かれている通り本学では、挨拶や正しい言葉遣い、身だしなみ、態度など「和」の精神を重視しています。そのため、身だしなみをいつでも直せるように鏡が多いのだと思います。学生たちは鏡の前で立ち止まり、前髪を治すなど毎日のように鏡を活用しています。いつでも良い状態を保てるのでとても便利です。今後も女性として身だしなみを意識していきたいと思います。(撮影&解説:N.G)
(4)迷ったらここに行け!
在学中1度はお世話になるであろう学生支援課を始めとした各課が集まるクリスタルホール4階をパシャリ。学生へのサポートが手厚いところが私の考える聖徳らしさだと思いこの場所を選んだ。ずらりと並んだ看板の元に昼休みなどには、学生たちが集まる。わからないことがあった時に気軽に聞きに行ける場所があるのはとても魅力的である。(撮影&解説:K.S)
(5)聖徳らしい壁画
パチパチ広場から7号館に入り、左に曲がるとすぐ右手側に見えてくる奇抜なデザインの壁。様々な形状の石が敷き詰められることなくゆとりを持って、しかしながら見栄えよく綺麗に配置されている。
聖徳大学には他の場所でもこのようなユニークなデザインの壁が存在するが、どれも魅力的であるためぜひチェックして欲しい。(撮影&解説:A.N)
4月28日社会福祉学科 Opencampusのお知らせ
24.04.15
新年度に入って、「受験まで1年を切ってしまった」と焦りを感じている高校3年生の皆さん、
大学を選ぶのには「学部、学科」で何が学べるのか?を知ることが大事です。
大学は専門分野を勉強していくため、自分に合っていれば毎日が楽しい勉強生活になれます♪
そのためにもぜひオープンキャンパスに来て、学科の内容を聞いて
在学生や教員と話をしてみて雰囲気を知り、質問をしたりして、
確かなものを見つけてくださいね。
4月28日 社会福祉学科Opencampus 『ココ見てほしい!』
👀 新2年生が社会福祉学科に入学してからの1年間を報告します
大学生活での勉強、やりがい、面白みなどを自分たちの言葉で伝えていきます
👀 学科の教員が一同に会します
学科の教員が全員参加するのは、年に1回しかありません。この機会をぜひ見逃さず、お目当てのコースの先生から、コースの学生を教えるにあたっての信念なんかを聞き出してみてください。
皆様のお越しを在学生、教員一同、心よりお待ちしております!
ようこそ!聖徳大学へ
24.04.01
なぜ、学ぶのか? 大学の学びとは?
学長補佐(内部質保証担当) 社会福祉学科長 山田千香子
新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。
皆様のご入学を教職員一同、心より歓迎申し上げます。
皆様にお会いできるのを大変楽しみにしておりました。
ようこそ!聖徳大学へ。新入生のご家族の皆様、ご息女のご入学にあたり、心よりお慶び申し上げます。
〇なぜ、学ぶのか?
皆さんはこれまでに「なぜ学ぶのか?」と一度ならず考え悩んだことがあるのではないでしょうか。
人それぞれに答えがあることでしょう。
かつて、ある都市の「教育を考える市民会議」メンバーとして、子どもたちへのメッセージとして次の文を起草しました。
「未来を生きる子どもたちへ。過去に学び現状を認識し、自分を社会の中でどう生かしていくかを考え行動する力、他の人と協力しつつ苦境を乗り越え、社会をいいものに変えていく力」を求め、大人はそのために努力すると宣言しました。
皆さんの人生を豊かなものしてほしいという祈りです。
大学の学びは大人としての学びであり、これからの自分の人生について考える処になります。
皆さんは成人であり「学生」です。
学生は自ら主体的に知識を学び、未知なるものを研究する者と定義されます。
それは<自律的に『学ぶ』者>であり、主体的な学びが期待されています。
大学は多様な人を受け入れることのできる幅の広さを培う場です。
多様な声に耳を傾け、異なる意見を尊重できるようにしましょう。
それが新しい世界観を得ることにつながります。
皆さんの夢の実現に向けて、そして皆さんの人生が豊かで幸せに満ちたものとなるように踏み出しましょう。
教職員一同応援しています。
学校救急看護:清潔・罨法
24.05.04
みなさん こんにちは。社会福祉学科の湯原です。
養護教諭コースでは、2年生になると演習授業が増えてきます。1年次の専門科目で学んだ知識を基盤に、実技を身に付けます。
先日の学校救急看護の授業では、スタンダードプリコーションに基づく「手袋のつけ方・外し方」について演習しました。養護教諭は嘔吐物の処理や出血の手当て等、手袋をつける機会が多いです。感染を予防するとともに、子供に不安を与えないよう、スムーズに付け外しできることが求められます。
罨法の授業では、『冷罨法』の一つとして、氷のうづくりと冷却の効果について体験しました。
学校における救急処置の目的は、傷病の悪化防止・苦痛の緩和・不安を軽減です。打撲や捻挫、発熱、出血等に見舞われた場合、痛みを和らげ、炎症を抑える効果がある冷罨法は、保健室でも頻繁に取り入れる処置となります。冷却の効果を理解し、適切な方法で冷やすことの重要性を学びました。
お互いに氷のうを当てて、体の部位によって感じ方が違うこと、長時間冷やすことで、冷やした部位だけでなく全身が冷えること、腕を冷やすと指の末端まで冷えることなどを体験的に学びました。必要な処置ではありますが、冷やし過ぎに留意することや、子供の立場に立ち、本人の気持ちや意思を確認しながら手当をすることの重要性を学びました。
医学的根拠に基づく正しい手当てを冷静に行うことと、対話的で親身なケアを基盤とした養護的な対応をすること、この両面を調和させて行うのが養護教諭です。演習を通して、手当や指導をうける子供の立場に思いを馳せられる養護教諭になってほしいなと思います。