「せまーい!!」~桜1組(年少組)~
毎月、絵本をお持ち帰りしています。
年少組の6月の月間絵本は、「せまーい」という絵本でした。
どんな絵本かみんなで見聞きしました。
いろいろな狭い場所を見つけて、「せまーい!」と言う流れが面白かったようで、みんなで「せまーい!」と、セリフを言いながら読み進めていきました。
そして、『保育室の中にはどんな「せまーい!」があるかな?』と、問いかけてみると、、、
「あったー!」「見つけた!」「せまーい!」と、あちこちから聞こえてきました(笑)
そして、段ボールを見つけた子どもが中に入ると、絵本の内容と同じであることに子どもたちは大喜びで、一人ずつ段ボールの中に入ってみました♪
そして、次の日の朝、段ボールを増やして置いてみました!
「これ、なーに?」「入っていいの?」と、子どもたち。
「好きなように使っていいよ!」と、伝えると、、、
被ってみたり、、、
重ねてみたり、、、
遊具を入れてみたり、、、
入ってみたり、、、
テーブルのようにしてみたりと、それぞれ思い思いに遊び始めました!
お友達が3人はいると、もういっぱいで順番待ちになってしました。
すると、「ピンポーン!」「もしもし、まだですか?」という声が聞こえてきました。
「ピンポン作ってみようか!」と、担任が声を掛けると、「作りたい!」と子どもたちは大喜びで、ピンポンをそれぞれが作り、あっという間にピンポンだらけに(笑)
すると、、、
「先生!ドアも作りたい!」と、入口ができました!
「こんなに入れたよ!」「せまーい!」
そして、もう一度、絵本をみんなで見聞きしたり、段ボールやガムテープなどの使い方について知らせると、、、
「ここにも穴あけたい!」と、出口ができて、流れるようにみんなで順番に段ボールに入ることができました!
「ここを長くしたい!」
「こっちの段ボールと合体したい!」
「え?合体できるの?」
「じゃあ、全部、合体しようよ!」
全部の段ボールをつなげて、トンネルができました!
「楽しいね!」「こっちからも出られるよ!」と、子どもたちは何度も中に入って遊んでいました!
帰りの支度が終わると、「先生、段ボールで遊びたい!」と、帰る時間まで遊びました。
「あ!壊れちゃった!」
「修理したらどう?」
「やりたい!」「修理したい!」
「ここ持っててあげる!」
「ありがとう!」
と、協力する姿も見られました。
子どもたちは、「また明日も遊びたい!」と、帰っていきました。
今後も、子どもたちの発想を大切にしながら、考えたり工夫したり、協力し合って作る楽しさが味わえるよう援助していきたいと思います♪