本園では、自園で給食を作っており、毎日「おいしいね！」と子どもたちが喜んで食べています。

 

子ども達が食べている給食を、実際に保護者の方に召し上がっていただき、普段子どもたちの給食の様子を見ていただく機会として、コロナの関係で4年ぶりに保育参観試食会を行いました。

今年度は3日間に分けて行う予定で、今日は年少組と満三歳児組でした。

 

【年少組】

年少組では、「やきいもグーチーパー」の歌に合わせて、じゃんけんの練習の様子を見ていただいたり、曲がかかると思わず身体が動いてしまう大好きなリズム遊びの「♪つのつのつーの」を見ていただきました。

　

サーキット遊びでは、巧技台ジャンプ、平均台、ロイター板ジャンプ、リング跳びを、順番やルールを守って全身を使って遊ぶ様子を見ていただきました。

少し緊張した様子も見られましたが、「見て欲しい」「褒めてほしい」という気持ちが感じられ、一生懸命取り組む姿が見られました。

 　 

「かぶせ鬼」では、みんなで歌をうたったり、おばけが来たら他のおうちへ逃げて行き、「入れて」「いいよ」のやり取りを言葉で交わしたりして、ルールを守って楽しみました♪

保護者の方々と一緒に、こちょこちょやツンツンツンをするふれあい遊びや、マットまで逃げる「げんこつやまの鬼ごっこ」をして遊びました。

げんこつやまの鬼ごっこでは、事前に保護者の方々と一緒に遊ぶことを伝えると、

「お父さん、お母さんを絶対に捕まえるぞ！」

「こうやって走っていけばいんじゃない？」

「こっちから先に行けば捕まえられるよ！」など、

どうしたら捕まえられるかを真剣に意見を出し合う姿が見られ、一生懸命になって考えて遊んでいました。

 　 

給食は、苦手なものも少し頑張ってみようという姿が見られたり、お皿をピカピカにしようと頑張る姿も見られました。

保護者の方と一緒に、フェルトボールや輪ゴムを使ったお箸の練習も興味をもって取り組んでいました。

 

 

【満三歳児組】

お家の方と一緒に幼稚園で遊べること、給食を食べられることをとても楽しみにしており、嬉しそうに登園する子どもたちでした。

制作、ゲーム、リズム遊びなど様々な活動を見ていただきました。

少し緊張したり、戸惑いから固まってしまう姿もみられたりしましたが、保護者の方から離れて友だちと一緒に楽しく活動をすることができ、成長を感じました。

　 　

 

保護者の方との「くだもの狩り競争」では、嬉しそうに抱っこしてもらっており、「がんばれー！！」と友だちを応援する姿も見られました。

　 　

 

給食は、みんな喜んで食べており、おかわりもしていました。

保護者の方には、いつもは食べない野菜を食べていたり、お箸を使っていたりと、お家では見られないお子様の姿が見られたと喜んで下さりました。

 

２クラスとも、１学期からの子ども達の成長した姿を見ていただくことができ、改めて集団生活の大切さ、くり返しの指導の大切さ、日々の経験の大切さを実感することができた参観となりました。