「これって、たね?」~アサガオの個人栽培の経験から~(松組)
午後の外遊びの時間、2Fのぽかぽかひ
ろばを通った子ども達と一緒に、こん
な栽培物を見つけました… ↓
子:「ちいさな しろい おはな さ
いているね!」 子:「でも、ここ、ち
ゃいろく なってるよ!」 子:「おは
なが かれちゃったのかな…?」 子:
「でも、はっぱは かれてないね!」と
自分達の知っている知識を色々織り交
ぜながら、会話している松組の子ども
達 ↓
実はこれ……5月に種蒔きをした“バジ
ル”。花が枯れて、種ができていたの
です。そこで、教師が「種があるよ」
とすぐ、教えてしまうのではなく、
まず、子ども達に考えさせてみる…。
すると、子:「わたしの あさがおも
ちゃいろいところから たねが と
れたんだよ!」と自分達の育てたアサ
ガオと一致(゜o゜)!! そこで、茶色
くなっている部分を採って、周りの
枯れたところを剥がしていくと… ↓
子:「たねみたいなのが でてきたぁ!」
と大発見(゜o゜)!! 子:「すごい、ちい
さいね…」黒ごま並みの小ささなので
息をするのも忘れてしまうくらい真剣
に種を取り出しています… ↓
こんなに小さいんです(・o・) ↓
子:「また、これを まくと、バジル
の めが でてくるってこと!?」
子:「えぇ~♡ じゃあ、たね、もって
かえって、まきたい(^^♪」と言うの
で少しずつ持ち帰りました。
5月に個人栽培した“アサガオ”を持ち
帰り、夏休み中に花が枯れて、茶色く
膨らんだ所から種が弾けたり、それを
採取した経験があるからこその今日の
姿があったのです(・o・)
こうして、色々なものを見て、「不思
議だなぁ」と感じ、「どうなっている
んだろう?」と試してみる経験(あそび)
が、子ども達の心情・意欲を育てます。
経験値が増えることによって成長に繋
がることが幼稚園生活では盛りだくさ
ん。集団生活の大切さはここにあるの
です。