「いかのおすし」
今日は防犯訓練を行いました。
子どもたちが園庭で遊んでいると、不審者(本当は警察の方です)を知らせる笛の音と、放送が入りました。
子ども達は、事前に先生から話を聞いていた通り、急いで保育室に入ります。
みんなが保育室に入る間、バスの運転手の長瀬さんが、不審者を取り押さえてくれました。
子ども達は驚いていましたが、とても素早く避難することができました。
みんなの無事が確認された後、警察の方に、不審者対応のお話を伺いました。
不審者がどうやって声をかけてくるのか、どうやって逃げればよいかのDVDも見せて頂きました。
その中で「いかのおすし」という標語を教えて頂きました。
「いか」は知らない人にはついて「いか」ない、「の」は知らない人の車には「の」らない、「お」はたすけてと「お」おごえを出す、「す」はつれていかれそうになったら「す」ぐにげる、「し」はちかくのおとなに何があったか「し」らせるです。
その言葉が裏に書かれた、ピーポくん(警視庁のキャラクター)のお面を頂き、子ども達は大喜びでした。
子ども達へのお話が終わった後は、先生方も不審者が来た時の対応を教えて頂きました。
訓練前は「怖い人が来てもやっつけられるよ」と言っていた子どもも、訓練を通して、自分と大人の力の差が分かり、「助けてって大きな声で言うんだよね」「すぐ逃げるんだよね」と話すようになりました。
先生も子ども達も、いつくるか分からない不審者への対策をすることができた1日でした。