ひとりでできるかな?
今日は夏のような暑さ。子どもたちは水分補給をしながら元気いっぱい外で遊んでいました。
さて、基本的な生活習慣を身に付けていくことは毎日の積み重ねです。そしていろいろなことができるようになっていきますね。急いでいたりすると、ついつい手を貸してしまい、大人のペースで進めてしまいがちになったりしませんか?
幼稚園でも自分でできるように声を掛け、時には手をかしてあげながらできたことをたくさん褒めて喜びを感じられるようにしています。
ひまわり組(満3歳児)でも少しずつ自分でやろうとする気持ちが出てきています。
なかなか足が入らなくて癇癪を起こすこともありますが、「一人で履こうとしたのね。偉いなぁ」「お手伝いしようね」とやってみた気持ちを認めてあげながら手を貸してあげることでやった気持ちになります。
こういった経験を何度も繰り返して・・・
桜組(3歳児)はもう自分で履けますね。少し時間は掛かりますが「やって」とは言わなくなりましたよ。
梅組(4歳児)松組(5歳児)はもう友だちとおしゃべりしていても、手に何かを持っていても器用に履けますね。
外へ出るときの帽子を被るのも一人で頑張っています。
前と後ろが反対になっていたり、横を向いてしまったり、ゴムがうまくできなかったりしますが「上手にかぶれたね」「ひとりでできたね」と認めてあげながら、そっと直してあげています。
そこへ優しい松組(5歳児)・・・
「ゴムがここに来ちゃってるよ」と言いながら直してあげています。砂遊びに夢中になっている桜組に変わって「優しいね。よく気が付いたね。ありがとう」と声をかけると、照れていた松組です。とても微笑ましい光景でした。
基本的な生活習慣にはまだまだいろいろなことがあります。日々それぞれの学年に合わせて指導しています。ご家庭でも自分でできることを増やしていきましょう。