ぺったん ぺったん ぺったん ~もちつき会(年長組)~
暖かい日差しの中、松組(年長組)がもちつき体験を行いました。朝から「今日はもちつき会だよね」「お餅はどうやってなるのかな?」「お餅の中ではののりがついている餅が好きなんだ」など頭の中はもちつきのことでいっぱいな様子でした。
数日前に読んだ『おもち』の絵本の中に載っていたもち米とお米の違いに興味を持ち、「すこし透明なのがお米なんだね」「白い方がもち米なんだ」「お米ってすこし先っぽがかけているんだね」などと自分の手で触り、感触を確かめ、目で見て感じていたようです。
園庭にうすやきねが準備され始めると保育室では「見て、見て!もううすが出てきたよ」「もちつき会が始まる」「はやく準備しないと」と落ち着かない子ども達。
さあ、もちつき会始めますよ!
「これがきねだね」「誰から始める?」「ぼく最初にやりたい」「私も触りたい」と始まる前から大騒ぎ
「炊きあがりましたよ」と園長先生から一声かかり、炊きたてのもち米をみんなで匂い嗅いだり、湯気をみて「わあ、煙出ているよ」「おいしそうな匂い」「おなかすいてきた」とそれぞれ感想を言いながら、うすの中へ!
「わあ、美味しそう」「このまま食べたいな」
もち米をこねる様子を見て「わあ、もち米がつぶれていく」「ぺったんこになってくる」
さあ、順番にもちつきを始めます。杵を持ち「先生、ちょっと杵って重たいんだね」
二人で力を合わせて“よいしょ!”“よいしょ!”ちょっとぎこちないかな?
だんだん慣れてきたようですね。
ここでバスの運転手さんとバトンタッチ!
力強いもちつきをする姿を見て“よいしょ”という掛け声も大きくなり、盛り上がってきたころで
うすの中のお餅を取り出してみると「わあ!お餅になってる」「本物のお餅だ」と大喜びです
さあ、あとひと踏ん張り
楽しそうにもちつきをしていると、興味津々な梅組(年中組)が近寄ってきて一緒に“よいしょ よいしょ”と一緒に掛け声をしてくれました
最後はバスの運転手さんと一緒に“よいしょ!”
お餅が出来上がり、みんなでお餅作り
「先生見て!手がこんなになっちゃた」
「先生、こっちも見て。お餅が手についてこんなに伸びているよ」
先生が「ほらほら見て!」とお餅を引っ張り伸ばした様子を見て「わあ~」
「お餅が手につく」「手がこんなになっちゃった」とにぎやにお餅作りをしていました。
お兄さんやお姉さんがもち遊びをしている様子をこっそり(?)覗き込んでいる梅組の子ども達
「先生、もちつきって大変だけど楽しかった」「きねって以外と重たいんだね」「お餅作りって手にお餅がつくから大変なんだね」と今ではあまり体験できないもちつきを体験することができ、いろいろなことが感じた一日でした。
子ども達の作ったお餅とかがみもちです