何がいるのかな?
最近の気候で園庭にもいろいろな虫が現れています。松組(年長組)は今、図鑑片手に虫探しに夢中です。今日はどんな虫がいるのかな?とワクワクしながら園庭に飛び出していきます。
「見てみて!」「アリがいるよ」「本当だ」「捕まえる?」「少し怖いな」とアリを発見しました。
小さなアリや大きなアリを見つけると、持っている図鑑でアリの種類を探しながら観察しています。「これは◯◯っていう種類かな?」「大きさは△△って種類のほうが似てない?」と図鑑とにらめっこです。
「先生、てんとう虫の幼虫見つけたよ」という声を聞いて、周囲の友達が集まってきました。
「幼虫ってなに」「幼虫って赤ちゃんのこと」「これって本当にてんとう虫の赤ちゃん?」「そうだよ!」「でも、てんとう虫に全然似てないね」というやり取りのあとに「〇〇くん何でも知ってるんだね」と虫のことならなんでも知っている友達を尊敬、あこがれのまなざしで見ていた子どもたちでした。
しばらく観察したあとは「赤ちゃんだから逃してあげよう」と逃がしてあげていました。そんな優しい松組です。
こちらは何をしているのかな?虫探し?
松組の虫探しが気になった、梅組(年中組)が「何してるの?」と覗き込んでいました。「わぁ、大きなてんとう虫だね」と見入っていました。
こちらは飼育ケースを持っていますね。何が入っているのかな?
桜組(年少組)もお兄さん、お姉さんが持っている虫かごに興味津々です。(飼育ケースの中身が気になるのかな?飼育ケースを持ちたいのかな?)
松組に「貸して」と声をかけています。「そっと持たないと中に入っている虫さんびっくりしちゃうからそっとね。そっとだよ」と優しく、わかりやすく話しかけていた松組。すっかりお兄さんです。貸してもらった桜組も「ありがとう」と言い、まるで宝物のように大事そうに飼育ケースを持ってみていました。
園庭では子どもたちのいろいろな場面に遭遇し、見ているこちらも暖かい気持ちにさせてくれます。