友達からパワーをもらって!
先日、松組(年長)は表現遊びに向けて、保育室に楽器を置いておきました。
子ども達は、今まで触ったことのない楽器にも触れて、「こう叩くの?」と話したり、「きれいな音がする」と音にも興味深々です。
始めは個々に楽器を鳴らして遊んでいましたが、ある子どもが「発表会の時みたいにやってみようよ」
と提案して合奏が始まりました。発表会ごっこが始まりました。
自分達で楽器を決め、指揮をする子どもがいたり、「次は〇〇ちゃんね!」と指示を出したりしながら、みんなでオリジナルの合奏を楽しんでいました。
自分の思いを伝え、相手の話を聞きながら遊びを盛り上げる事も出来るようになりました。
全員が揃い、表現遊びの合奏の練習が始まると真剣な表情で、指揮の先生を見て集中している子ども達。
練習が終わると担任の所へきて、「先生、やっぱり難しいかも…」と自信なさそうに話してきた子どもがいました。
担任が声を答える前に近くでその言葉を聞いた子どもが「〇〇くん、大丈夫だよ。たくさん練習をすればできるよ!」と励ましていました。
すると、「そうかな…頑張る!」とぱっと明るい表情になっていました。友達の力ってすごいですね。
自分の事だけではなく、友達の気持ちを考えて励ましの言葉をかけたり、一緒に頑張ろうという気持ちが生まれ、今までいじょうに成長を感じます。
子ども達がこれから一生懸命練習に取り組み、気持ちを一つにして合奏が出来るようになるのか楽しみです!