地震かな?火事かな?(防災訓練)
幼稚園では、年間6回防災訓練をしています。
今日はその5回目の訓練でした。桜組(年少組)は先生の話を聞いている時に・・・
サイレンがなり
近くに机がなくても、自分の身を守る「だんごむし」の姿勢ができていますね。
梅組(年中組)はいつもとは少し違い、階段を登って2階に行く途中にサイレンがなりました。
初めてのことにみんなびっくり。でもすぐに動きを止めて、放送に聞き入っています。
「地震がきた」ということが分かると、階段の途中は危険なので、上まで上がって身を守る姿勢を取っています。
松組(年長組)は保育室にいる子ども、廊下にいる子どもと様々だったようです。
でも慌てず、自分たちで考えて、身を守っていました。
どの学年もこれまでの練習の成果が出ていますね。
さて、訓練はこれで終わりではありません。
そのあと遊戯室に移動した子どもたちに、また地震を知らせるサイレンが・・・
その場で身を守っています。地震はおさまったかなという頃に、次は地震の影響で火災が起きたという放送が・・・
目まぐるしく状況が変わりますが、放送と近くの先生の指示で子どもたちは、戸惑ったり泣いたりすることなく、火災の際の身を守る姿勢を素早くとり、園庭に避難を開始していました。
訓練しているのは子どもたちだけではありません。
先生たちも訓練しています。
今日はけが人が出た時の報告や、応急処置の訓練をしました。
本当に怪我をしているわけではありませんが、他の子どもたちは「大丈夫かな?」と心配そうに処置の様子を見ていました。
後で「けが人の役」をしてくれたことが分かり、「怪我してなくてよかったね」と安心したようです。
どういう処置をしたのかも見せてもらいました。
最後に園長先生から今日の訓練についてのお話を伺いました。
上手に訓練できたことを褒めて頂きましたが、「ポケットに手をいれないこと」「走らないこと」という次の訓練への課題も聞きました。
保育室へ帰ると、「(急にサイレンが鳴って)びっくりしたね」「地震の後に火事になると思わなかった」「いろいろなところ(場所)で地震が来るんだね」といつもとは違う訓練の話でもちきりでした。
災害が起きないことが一番ですが、災害が起こった時に慌てないように、日頃から練習しておくことが大切ですね。