新しい遊具と外あそび
松組(年長組)になって、1週間が経ちました。
学年が変わって、保育室が2階になったり、靴箱の場所が変わったり、いろいろな変化がありましたが、保育室の遊具も変わりました。
このブロックは「Bブロック」と言い、ブロックとブロックとをつなぐ凹凸が、1箇所ずつしかありません。
初めてこのブロックで遊んだ日、つなげて上に高くすることはできた子どもたちでしたが、横につなげることが出来ず、「先生、(横に)長くならないよ」「どうしたらいいの?」とすぐに聞いてきました。
担任はあえて、「どうしたらいいだろうね。いろいろやってみたらどう?」と言い、見守ることにしました。
しばらくすると「先生!こんなのができた!」「こうすればいいんじゃない?」という声が聞こえるようになりました。
「あぁそうすればいいのか」と、友達のを真似してやってみる子どももいます。
あっという間に、いろいろな形が作れるようになりました。
なかなか思ったようにつながらない時は、すぐに飽きて、違う遊びをしたがった子どもたちも、すっかり新しいブロックに夢中になりました。
園庭では、すっかり恒例になったドッヂボールをしています。
今日は始めようとした時に、それぞれのチームの人数が合わずに、なかなか始められずにいました。
担任が「人数が違うみたいだけど、どうしようか」と聞くと、ある子どもが「じゃあ並んで見ればわかるんじゃない」と言っていました。
またボールの取り合いをしていた友達に「じゃんけんにしたら」と声をかけてあげている子どももいました。
「みんなで遊ぶためにはどうしたらいいか」「困ったことが起きた時はどうしたらいいのか」を自分で考える力も少しずつついてきているように感じました。
これからもみんなでいろいろな遊びをしながら、いろいろな「力」を育てていきたいと思います。