滑り台を作ろう!
桜組(年少組)の子どもたちは、遠足に行って以来、「また遠足に行きたいな」「公園で遊びたい」とまた遠足や散歩に行かれるのを、毎日楽しみにしています。
そこで保育室に「公園」を作ることにしました。

桜組が遊んでいると、ひまわり組(満3歳児)の子ども達も遊びに来てくれます。今日はカラー積み木で作ったシーソーが大人気。

2人いないと遊べないので、「○○ちゃん、一緒にやろう」と自然と誘い合って遊んでいます。



その他には、橋(ビーム)を渡ったり、

巧技台から跳び下りる遊具もあります。
みんな好きな遊具で、思い切り体を動かして、とても楽しそうです。

おや?何か始まったようです。どうしたのかな?

尋ねてみると、「すべり台を作ってるの」と言っています。昨日は小さなすべり台を保育室に持ってきてありましたが、今日はにこにこルーム(1・2歳児クラス)があるので、にこにこルームの部屋に戻してしまっていたのです。子どもたちは大好きなすべり台で遊びたくて、作り始めたのですね。

でもなかなか滑らないようです。

「じゃぁ三角(のカラー積み木)を入れてみる?」と積み木を入れてみて、ひまわり組の友達に滑ってもらいます。「どう?」

「全然滑らないよ」
「じゃぁ三角はこっちにしてみる?」

「こうやって置いてみたら?」

いろいろ試しますが、なかなかいいすべり台になりません。

「こうしてみたよ」横にカラー積み木を置いて、手すりを作ると、少し滑りやすくなったようです。


良かったですね。無事すべり台のある素敵な公園になりました。桜組の子どもたちは、「どうしようか」と言いながらも、何度もやってみて、直してを何回も繰り返していました。でも「自分で作った」ことで、より楽しく遊べたようです。子どもたちの「考える力」はすごいですね。