頑張って登りました。高尾山!
今日は松組(5歳児)が楽しみにしていた遠足です。気持ちの良い晴天に恵まれ、まさに遠足日和でした。子どもたちは前日に高尾山に伝わる昔話(天狗の腰かけ杉の話や蛸杉という杉の木の話など)を聞き「天狗さんに会えるかな?」「生臭いお弁当は持ってこなかったよ」「天狗さんって呼んで見る?」などと言いながらとても興奮していました。今年度はコロナウィルスの予防のためもあり、幼稚園バスで高尾山口まで行きました。高尾山駅からケーブルカーの乗ってさあ出発です。
行きのケーブルカーは他のお客様も多く混んでいたため、外の景色もあまり良く見えなかったのですが、登って行くうちに体が傾いてきたため、踏ん張っている子どもたちです。
清滝駅に着いて、最初の展望場所で見えた景色にびっくり!「あっちの方に街があるよ!」「街がきらきらしているよ」「家が小さいね」「こっちは山だけだよ」「すごいね」
蛸杉を発見!この蛸杉はなんと450歳。「えっすごい!」「ほんとにたこの足だぁ」と目を丸くしてしていた子どもたちでした。
今度は「先生!なんか声がするよ?」「天狗じゃない?」と空を見上げる子どもたち。「あっ!あの葉っぱが揺れた」「天狗さんがいたんだよ」
天狗が腰掛けていた伝わる杉の木を見て大興奮!「キィキィって言ったよ」「天狗さん。出てきて!」「出てきてよ!」と大はしゃぎでした。
頂上まではたくさんの階段を登り、薬王院にお参りし、また坂を登ったり下ったり、すれ違う登山客の人たちと「こんにちは!」と挨拶を交わしながら頑張って登りました。そして・・・
山頂に到着です!
途中「先生まだ?」「後どれくらい?」「もう着く?」と弱音をはく子どもたちの声も聞かれましたが、清々しい達成感でした。
もうお腹もペコペコの子どもたち。美味しいお弁当をたくさん頂きました。
「ごちそうさまでした」
そして、帰り道またたくさんの登山客の人とすれ違いながら「こんにちは」「山登り頑張ってください」と声をかけている子どもの姿も見られ、登山客の人も「ありがとう!」「みんなもがんばったね」と互いに笑顔になりとても良い経験をした子どもたちです。
帰りのバスは、
みんなぐっすり夢の中・・・疲れたのですね。
ゆっくり休んで明日また元気に幼稚園に来てくれるでしょう。