美味しそう!いいにおい!
「これなんだ?」と園庭の机の上に置くと、近くにいた子ども達が集まってきました。
「なんだこれ?」
「梨かな?」「じゃがいも」「すいか!」「りんご」と次々と答え、あっという間に子ども達が集まってきました。(食べ物と分かっているようですね)
「先生ヒントください」と言われたので、「さわってみたら?」と声をかけると
「つるつるしてるよ」「やっぱり梨かな?」(旬な食べ物ですからね)
「持ってみよう」「ちょっと重たいなあ」「貸して」「次、私ね」
「匂いはどう?」「なんだか甘い匂いがする」「おいしそうだよ」子ども達は一生懸命考え、次から次へと考えたことを言っています。
「じゃあ、包丁で切ってみようか」と桜組(年少組)と一緒に包丁を入れると……
本物の包丁なので、ちょっと緊張気味です。
「うわあ!メロンだ」「おいしそうな匂いがするね」大歓声です。
「先生、食べられる?」と聞かれ「虫かな?鳥かな?に穴開けられちゃってるから、食べるのは無理かな?」と答えると「食べたかったなあ」「おいしそうなのになあ」と残念そうでしたが、「僕もメロン切ってみたいな」という一声で、メロン切りが始まりました。
桜組も先生と一緒に切ってみます。どきどき!
「次僕やりたい」と気が付いたら順番待ちの列です。
初めて使うであろう包丁にどきどきしながら切りましたよ。
周りで見ている子ども達から「猫の手にするんだよ」「猫の手!猫の手!」と教えてあげてました。(猫の手にすることよく知っているなあと感心、感心)
「皮はかたいなあ」「下の方が切れないよ」
全員ではありませんでしたが、メロンの匂い、手触り、初めての包丁等実際に体験した子ども達でした。