爽やかな日差しが子どもたちを優しく照らしていました。今日は松組（５歳児）の卒園の日です。

朝から少し緊張気味の松組の子どもたちも、いつもの保育室で友達の顔を見ればもう安心。とびきりの笑顔で話し始め大興奮。最後の保育室での時間を楽しんでいました。

保護者の方たちにとっても大きな節目の日。子どもたちの背中を温かく見守ってくれています。

　式が始まると子どもたちの表情は一転し真剣で堂々とした子どもたちでした。一人ずつ保育証書をいただき、「おめでとうございます」と声を掛けられると遊戯室いっぱいに響き渡る大きな声で「ありがとうございます」と答える立派な姿がいつまでも心に残っていくことでしょう。

今年度はコロナウィルス感染対策の為、様々な制限のある中での卒園式となり在園児の参加もできなかったので、録音された送辞の言葉を聞きました。そして松組の答辞。代表として幼稚園での生活を振り返りながらの言葉に保護者の方も涙されていました。

　子どもたちは最後の日をしっかりと終えることができ３年間、２年間の幼稚園生活で成長した姿を見せてくれてもう安心して小学校へ送り出せます。

保育証書授与式が終わると、謝恩会です。

有志の保護者の方たちがたくさんの時間をさいて準備をして下さった謝恩会で、今までの幼稚園生活がつまったDVDの上映、花束や子どもたちからのメッセージを頂きました。

　　　子どもたちが１枚ずつ手作りしてくれたプラカードを持ち素敵なメッセージ「はじめてのひとくらすたくさんのおもいでをありがとう」を伝えてくれました。

謝恩会も時間短縮の為、あっという間の時間でしたが、心あたたまる素敵な会でした。

　「せんせい、ありがとう」「さようなら」子どもたちは先生とのお別れに名残惜しそうです。

こうして松組の子どもたちは聖徳学園多摩中央幼稚園を巣立っていきました。１年生になってもいつもにこにこ元気な小学生になることでしょう。そしてまたいつかあそびに来てくれるのを楽しみに待っています！