Home > 幼稚園からのお知らせ > 優しさが育ちます。

幼稚園からのお知らせ

優しさが育ちます。

今週はにこにこプレイランドの遊びで持ちきりです。毎日「今日もお店屋さんやってる?」と朝から聞いてくる子どもたちです。この遊びの中で異年齢の子どもたちとのつながりがとても深まっています。年上の子どもたちは年下の子どもたちにいたわりや思いやりの気持ちが自然と持てるようになり、年下の子どもたちは年上の子どもたちのしていることに興味を持ち、同じようにやってみようと真似て学んでいきます。今日はそんな場面を見つけました。

dsc08350 ボーリングゲームコーナーで受付の松組(5歳児)のお姉さんがチケットを受け取り「椅子に座って待ってて下さい」と言っていました。しかしどうしていいかわからない様子のひまわり組(満3歳児)の子どもに気づいて手をつないで「こっちだよ」と連れて教えていました。

dsc08344 サッカーコーナーではやり方のわからないちゅうりっぷ組(2歳児)の子どもが手でボールを転がしながらゴールすると・・・「上手!」「入ったね!」と拍手をしてあげていました。

dsc08336 ポップコーン屋さんではメニューを見せながら「何味がいいですか?」と聞いていますが、まだ字の読めないひまわり組だったため「これはキャラメルね」「あと、いちご」「塩もあります」とメニューを指さしながら読んであげていました。

dsc08349 早く買いたくて順番を待てずに友だちを押しのけて、前へ、前へと入っていたひまわり組の子どもたちもちゃんと並んで待つことができるようになりました。

いろいろな場面で子どもたちの成長を感じられます。こころなしか日頃の遊びの場面でも松組や梅組(4歳児)が年下の子どもへの思いやりが見られる気がします。

dsc08314  dsc08305 3輪車がなかなかうまく進まないひまわり組を見つけると自分が遊んでいる途中でも「だいじょうぶ?」と気づいて押したり引っ張ったりしてくれます。

dsc08320  dsc08315 鬼ごっこをしていてもすぐに捕まえやすいようにゆっくり逃げたり、捕まえるときは手加減してくれたりしています。

dsc08322 何してるのかな?とのぞきに来たちゅうりっぷ組(2歳児)に「一緒にやる?」と声をかけてあげていました。

dsc08306 優しくしてもらうと自分も自然と相手を思う行動が取れるようになります。鉄棒で前回りを披露してくれた松組のポケットからティッシュがぽとんと落ちると、「お兄ちゃん落っこちたよ」とひろってあげ、どうにかポケットに入れてあげようとするひまわり組です。

異年齢の関わりが深まった“にこにこプレイランド”遊び。明日からはちょっとお引越しして遊んでいきます。また続きの姿をお楽しみに!

・・おまけ・・

dsc08297 あらら?ひまわり組の子どもたちが集まって何してる?

dsc08293 カマキリの観察でした。季節外れのカマキリさん少し弱っていましたがみんなに注目されて、穴の中に隠れちゃいそうでした。まだまだ生き物に興味関心がおおきなひまわり組の子どもたちです。