生活発表会を行いました
今日は1学期の集大成の「生活発表会」を行いました。
子どもたちは、朝から「今日はお母さんと来たんだ」「おじいちゃんとおばあちゃんも見に来てくれたんだよ」ととても嬉しそうでした。
まずは全園児で「園歌」「あめふり」、梅組(年中組)・松組(年長組)で「小さな世界」を歌いました。
緞帳が開くと、たくさんのお客さんに、少し緊張した子どももいたようですが、みんな大きな口をあけて歌うことができました。
松組(年長組)はサカホーンで「かえるの合唱」、合奏は「ラデッキー行進曲」を演奏しました。
サカホーンは松組のみが扱う楽器なので、手にした時から喜んで吹いていましたが、日常生活の中で、「吸う」という経験が少ないので、「吸う音」に苦戦する子どもがたくさんいました。でも毎日幼稚園でも、家庭でも練習し、今日は「曲」をお客様に聞いていただくことができました。
合奏は梅組(年中組)の表現あそび(3学期の発表会)より、大太鼓・小太鼓・シンバルが増え、曲も長くなりましたが、「みんなで演奏することの楽しさ」を感じ、最後まで一生懸命演奏することができました。
桜組(年少組)の遊戯は「どこにいくの?」というお話を題材に行いました。入園して3ヶ月。「みんなで一緒に」ということが少しずつ分かってきたばかりです。
今日は大好きなお父さんやお母さんが来園しているということで、朝から興奮気味でしたが、みんな「しかのあかちゃん」に「お誕生日のプレゼント」を届けることができました。
梅組(年中組)は残念ながら、体調が悪く、欠席の友達がたくさんいました。でも登園してきた子どもたちは「お休みの友達の分まで頑張る!」と張り切っていました。
遊戯「たろうのともだち」では、台詞のやりとりを中心にお話が進みます。それぞれが役になりきって、台詞を言ったり、踊ったりしていました。
松組(年長組)は、「たなばたものがたり」という、「七夕」の由来が描かれているお話を、題材に遊戯を行いました。
それぞれがストーリーはもちろん、登場人物の気持ちを理解し、表現できるように考えてきました。
働かなくなり、天帝に引き離されてしまった「うしかい」と「おりひめ」です。
はじめはなかなか「悲しい」という気持ちを理解し、表現することができませんでしたが、「お父さんやお母さんと長い間会えなかったら悲しいよね」と身近なことに置き換えて考えていきました。
どの役も、踊りはもちろん動きや、台詞で登場人物の気持ちを表現することができました。
歌、サカホーン、合奏、遊戯を通して、どの学年も「表現活動をすることの楽しさ」を感じることができました。
今日お客さんに見ていただいたことで、「見ていただく楽しさ」を感じ、拍手を頂けたことは自信につながったと思います。