コロナウィルス感染予防の休園があけて始まった幼稚園生活も、もう１学期が終わろうとしています。不安や期待でいっぱいで、涙を浮かべたり、緊張していた子どもたちの姿が懐かしく感じます。

さてこの２ヶ月で子どもたちはいろいろなことをして遊び、先生や友だちと過ごしながら心も体も成長しました。いま子どもたちはどんなことをして楽しんでいるのでしょう。いろいろな保育室をのぞいてみましょう。

玄関では、自分で一生懸命上履きを履いている桜組（３歳児）の子どもたちがいました。なんでも自分でやろうと自立心も芽生えていますね。

　　保育室ではボタンも一生懸命やっていましたよ。

ひまわり組（満３歳児）の保育室では、松組（５歳児）にお世話をしてもらいながら、自分の持ち物の始末をしようとしています。毎日の積み重ねで少しずつできるようになりました。

着替えが終わり、遊び始める子どもたち・・・

　　桜組（３歳児）の保育室では、こちらは一つのおもちゃを、仲良くみんなで使い遊んでいます。「これいい？」「「いいよ」、「長くなってきたでしょう。」「ほんとだぁ。すごいね」と友だちとおしゃべりしながら楽しそうです。

　　こちらでは積み木を自分たちで並べ、橋渡りのようです。「さんかくもおいてみようよ」「できるかな？」と工夫もしていますね。ちゃんと順番を守って遊べるようになりました。

　　梅組（４歳児）の保育室では、大型レゴブロックで大きなものを作っています。どうやら電車を作りトンネルをくぐらせたいようです。「行くよー」と電車を動かしたらトンネルが崩れてしまい、「ちょっとまって、修理します」とやり直し。

　　こちらでは、かぶとむしの家を作っています。「ここにくっつけようよ」「これもいる？」「これはどうする？」と話し合いをしていました。これだけダイナミックなものを作っていくには友だちの存在は必須のようですね。関わり方も深まりが見られています。

松組（年長組）の保育室を覗いてみると、自分で描いた、ピーマンに真剣に色を塗っています。

　　自分達で育てているピーマンの観察画です。じっくりよく見て描いたようですね。何色かある中から似た色を考え混ぜ合わせてみたりして仕上げています。手先も器用になってきています。細い筆を上手に扱い塗っていました。

素敵な作品です。

　　こちらでは、何やらままごとコーナーのサークルを広げ始めています。重たい棚も自分たちで「こっちにしよう」「ここはどう？」「こっちの向きに置こうよ」・・・

その様子に気づいた友だちが「ねえ、ぼくも入れて」「いいよ」・・・やり取りもしっかりできるようになり、遊びに必要な環境も自分たちで設定するようになりました。

「何を作ってるの？」と聞くと、「穴かくし・・？」穴をかくしているうちに出来た形だそうです。

これはパトカーの車庫です。

これは駅に停まっている中央線です。遊具の使い方も上手になりましたね。写真を撮った後には、積み木を後ろから押し、駅から出発していたようです。

そしてひまわり組です。ピアノがなると・・・

ちゃんとみんなで集まって来ました。すごいですね。

　　みんなで集まって歌ったり、絵本を見たりする時間も持てるようになっています。

　　

友だちのしていることが気になり、何でもまねっこしたがることが楽しくて楽しくて・・・けんかになりながらもお友だちと一緒は楽しいですね。

子どもたちの遊びの様子はいかがでしたか？もっとたくさん載せてあげたい場面もありましたが、今日はここまで・・・。また次回をお楽しみに。

もうすぐ、夏休みです。またひとまわり大きくなって幼稚園に来てくれることでしょう。

 

・・おまけ・・

ひまわり組のきゅうりがやっとできました。収穫してみんなでたべると「おいいしいね」「でももういらない」・・・苦手な子どももつられて食べていました。園長先生にも届けてきました。