やさしい気持ち
ひまわり組(満三歳)が松組(年長組)の保育室に遊びに来ました。
すると松組の子どもたちは「おいで」「一緒に遊ぼう」と声をかけて保育室に招き入れいました。
ウルトラマンが大好きなひまわり組の男の子。本を見せてあげると松組が「これ知ってる?」と聞いてあげたり、ひらがなやカタカナをかわりに読んであげていました。
同じ学年の友達と話すスピードとは違い、ゆっくりと話しかけたり、わかりやすく説明している松組の男の子たち。自分より年下の友達に対して、優しい一面をのぞかせた一場面でした。
こちらでは
松組の保育室にある“ミッケ”(絵本の中からいろいろなものを探し出す絵本です)を見つけたひまわり組の女の子。ちょっと難しいのではないかな?と思ってみていると、松組の女の子達がさっとそばに寄ってきて、説明を初めていました。
「この中から、ちょうちょ探すんだよ」「わかるかな?」「難しいかな?」
すこし時間をおいて…..
「このあたりだよ」と絵本の上で大きく〇を書き、ヒントを出してあげています。するとひまわり組の女の子はわかったようで…
「そう!あたり」と拍手をしたり、頭をなでてあげていました。
「ここにあるよ」「これ」と教えてしまうのではなく、年下のお友達がわかるように説明したり、考えられるような言葉をかけてあげられるようになった松組の成長を感じた一場面でした。
2学期ごろからあやとりに夢中になった松組の子供たち。保育室だけではなく、お迎え時保護者の方が迎えにくるまで玄関先でもあやとりをして待っていました。それを見ていた桜組(年少組)の子どもたちも年上のお兄さんやお姉さんのしていることに興味津々。
次第にあやとりの紐を自宅から持ってきて、あやとりをするようになりました。
今では二人あやとりもするようになりました。
松組も幼稚園生活があと週間。ひまわり組や桜組、梅組(年中組)のお友達にも優しいきもちや相手を思いやる気持ちをわけてあげ、そして年下のお友達はお兄さんやお姉さんからいろいろなことを教えてもらってたのしく過ごしましょう。