桜組（年少組）の毎日の楽しみであるトマトの栽培です。

今までは大きなじょうろをみんなで回して先生と一緒にトマトに水やりをしていましたが、昨日は、子どもが１つずつじょうろを持って水をあげていました。

「私もおみずあげたいな」と、友達が水やりをしている姿を見て、真似をしてじょうろを持って来ました。「大きくなあれ！」とみんなで言いながら水やりをしているかわいいひとときでした。

今日は、担任が朝水やりを忘れてしまいました。すると、一人の男の子が自らじょうろを持ってきてトマトに水やりを行っていました。

「トマトのことよく見ているね。先生は今日うっかり水を上げるの忘れていたけれど、〇〇くんは気づいて水をあげてくれたんだね。ありがとう」と伝えるととてもにこにこ嬉しそうな表情を見せ、「うん！」と答えました。「ほかのにもあげてくる！」と言い、幼稚園にある他の植物や野菜にも水やりを行っていました。「水なかったからあげてきた！」と土が湿っていないことにも気づくことができました。「暑いからトマトも水無いと元気なくなっちゃうね。〇〇くんがあげてくれたから元気になったと思うよ」と伝えると、照れくさそうに笑っていました。

昨日のじょうろで水やりをした経験が今日につながったのではないかと感じています。また、植物に対する優しさも見られたひと場面でした。