秋の幼稚園
聖徳大学多摩幼稚園はたくさんの木に囲まれています。秋になると、その木から葉っぱがたくさん落ちます。
園庭に遊びに出た子どもが、今日一番たくさんの葉っぱが落ちていたけやきの木の下に、葉っぱの山を見つけました。
「わぁ!!」と大喜びで葉っぱの山にはいります。
「雨です!!」と葉っぱをたくさん取って投げたり・・・
「おやすみなさい」と葉っぱのベットで寝たり・・・
子どもたちは何でも楽しい遊びにしてしまいますね。
そのうちけやきの葉っぱの中にいちょうの葉が混じっていることに気づきました。
幼稚園の車庫の横にはいちょうの木があります。葉が黄色くなってきれいですね。
はじめはけやきの木の下でいちょうの葉を探していましたが、きれいないちょうの葉はいちょうの木の下にあることに気づいて、だんだん移動していました。
「ねぇこれ(葉っぱ)きれい」「こっちは大きいよ」話しながら拾っているうちに、手に持っている葉っぱが花束のようになりました。
「花束みたい」「でもすぐにバラバラになっちゃうけどね」「じゃあ留めれば」と友だちと話しています。
ここで先生に「先生、葉っぱをとめて花束にしたいんだけど・・・」と相談してきました。
「何でとめる?」と聞いてみると、ちょっと考えて「輪ゴムかな」と言ったので、輪ゴムをあげました。
輪ゴムでとめたいちょうの花束。きれいでしょ?
ちなみにこの写真は「幼稚園のホームページに載せて下さい」と言われました。よく知っていますね。
この後、いちょうの花束の匂いを嗅いで、「くさい!」と言った桜組(年少組)に梅組(年中組)のお姉さんが「だってこれは銀杏の葉っぱだからね」と言っていました。
秋から冬にかけて、落ち葉や紅葉など木々にたくさんの変化が見られます。
その自然の変化を間近で見たり、感じたり、時にはそれを使って遊んだりしながら子どもたちは生活しています。
そんな聖徳大学多摩幼稚園にみなさまもぜひ遊びに来て下さい。