雨の日の保育室あそび(年中組)
今日は外で遊んでいる途中に雨が降ってきてしまいました。
「雨が降ってきちゃったね」「もっと外で遊びたかったな」「残念だね」と言っていた子どもたちでしたが、保育室に入ると「おままごとしようよ」「私はお姉ちゃん(役)ね」「ブロックで電車つくろうよ」と友達を誘い合って遊び始めました。
「いらっしゃい」という声が聞こえたので覗いてみると、「お寿司屋さん」がありました。お寿司が回るレーンもあります。箸立てもあります。お店の様子をよく見て、表現できていますね。
さてたくさん遊んだ後の梅組(年中組)の保育室では、子どもたちが椅子を並べています。
「丸くなるように椅子を置いてね」と担任が言うと、「これじゃあ丸くないよ」「ちょっと後ろに下がるといいかな」「友だちと離れて座らなきゃね」「◯◯ちゃん、ちょっと(椅子を)前にしたら?」と自分達で考えたり、友だちと声を掛け合いながら椅子を動かしていました。
きれいな形の丸ができました。梅組になったばかりの頃は先生が椅子を置いてあげたり、「もっとこっちに置いたほうがいいよ」と声をかけながら並べていましたが、遊んでいるうちに自分たちで考えてできるようになりました。
友だちの顔が見えるように座ったら、さぁお楽しみの「お引越しゲーム」の始まりです。
丸の真ん中にいる友だちが「男の子」や「歩きで幼稚園に来ている友だち」などと大きな声で言うと、それを聞いた子どもが別の椅子に移動します。(フルーツバスケットと同じですね)
慣れてくると「パンが好きな人」「ブランコで遊ぶのが好きな人」「◯◯(場所)に言ったことのある人」などいろいろなことを考えていうようになりました。
初めは恥ずかしがり、なかなか大勢の前で大きな声で話せなかった子どもも、全員に聞こえるよう大きな声が出せるようになりました。そして椅子から椅子へ移動することも素早くなりました。
時間になったので「じゃあ次で最後にしようか」と声をかけると「もっとやりたい」「まだやりたい」「もう帰る時間?」と言う声が。
みんなで遊んでいると時間が経つのが早いですね。
「また明日やろうね」「明日は松組さんがお山に(遠足に)行く日だよ」「じゃあ明日の次の日ね」と友だちと話しながら降園準備をしていました。