【終了】言語文化研究所講演会「かなの美への誘い」
タイトル | かなの美への誘い ―古筆を楽しむために― |
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日時・場所 |
平成27年12月12日(土)13:00~14:30 聖徳大学10号館14階 ※参加費無料(定員70名) |
内容 |
中国 ・朝鮮半島を経て日本に伝えられた文字、「漢字」。日本人は、その漢字を日本の言葉に当てて、一字一音の表音文字として表記するようになりました。時を経て、文字の形はもとの形からは想像がつかない程に省略されたスタイルになり、 「かな」は生まれたのです。つまり、「かな」は、日本人が発明した日本固有の文字なのです。 使われ始めてから約200年の間に、「かな」は進化、発展、昇華され、古今和歌集や和漢朗諒集等、多くの名品がしたためられました。これらの古筆を鑑賞することは、平安貴族の感性と叡智に触れ、さらIこ日本人の美意識の原点を探ることにつながるかも知れません。 今回は、「かな」が生まれてきた歴史を辿ると共に11~12世紀に生まれた古筆の名品を通して、「かな」の基礎知識や用語など、鑑賞の手引きとなるお話をしたいと思います。 古筆の名品を鑑賞し楽しみたい、臨書して学びたいという方々の一助になれば幸いです。 |
講師 | 岩井秀樹 (聖徳大学文学部文学科 教授) |
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