【終了】言語文化研究所比較言語文化意味論シンポジウム「諸言語の色彩語彙とその文化」

【完成】比較言語文化意味論シンポジウム

タイトル

諸言語の色彩語彙とその文化

日本語・韓国語・英語・フランス語・ポルトガル語・中国語

日時・

場所

平成30年2月3日(土)13:00~16:00
聖徳大学生涯学習社会貢献センター(聖徳大学10号館)14階
※事前申込不要

司会・

パネラー

【司会】

北村 弘明(聖徳大学言語文化研究所教授)

【パネラー】

林 史典(聖徳大学言語文化研究所長)

森 貞美(聖徳大学児童学部児童学科准教授)

ピーター ヴィンセント(聖徳大学語学教育センター教授)

アラン メドウズ(聖徳大学語学教育センター准教授)

クリスティアン ブティエ(聖徳大学言語文化研究所准教授)

アダウト ジニーズ(聖徳大学語学教育センター准教授)

李 哲権(聖徳大学文学部文学科准教授)

内容

松や椿などの常緑樹が古来〝不変・永遠〟のイメージを持つのに対し、落葉樹はその色が季節の変化を映し出します。

 

 春は萌え 夏は緑に 紅の まだらに見ゆる 秋の山かも

 

索漠たる冬山の景色は、春の訪れとともにみずみずしい浅緑に彩られます。やがて深緑の夏。その深い緑は、秋が深まるにつれて紅や黄をちりばめた錦のような美しさに・・・。

『万葉集』巻10の「秋の雑歌」に〈山を詠む〉として収められたこの歌は、日本の四季の移ろいを色彩の変移を通して見事に描き出しています。

私たちの視覚世界は、形象と色彩によって成り立っていますが、別けても色彩は、この歌のように、深く人の心に染み入る感情を伴います。

一体、外国語は、そんな色彩をどのような言葉で表し分け、そして、そこにはどんな感覚・感情が潜んでいるのでしょう。日本語と韓国語・英語・フランス語・ポルトガル語・中国語を比較して考えます。

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