2017/10/11
10/11 子どもと一緒に作る 秋もよう
「保育内容・環境」を担当しています
専門学校講師の井上です。
2部2年生の授業 【保育内容・環境】の授業より
幼児の成長をみる時、幼児教育では 『5つの領域からみる』といいます。
それは、『健康』『人間関係』『環境』『言葉』『表現』です。
ここでは、その中の領域『環境』の授業風景を紹介します。
領域『環境』では、幼児が周囲の様々な環境に好奇心や探求心をもってかかわり、
それらを生活に取り入れていこうとする力を養うことを目的としています。
そこでは、幼児が自然に触れてその美しさや不思議さに気付いたり、
身近な事象に関心をもったりして、取り入れて遊ぶことができるように導いていきます。
また、身近な動植物に親しみをもち命の大切さに気付いたり身近な物を大切にしたりする
ことができるようにも育てていきます。
そこで今日の授業は、
『幼児が秋の自然にかかわる製作活動をした時に、
担任は個々の作品をどのように活かして保育室の環境に取り入れていくか』
という課題に向けてのグループワークです。
「子どもが作る秋にかかわる作品は何にする?」
「どんな壁面に構成しようか」
秋の自然にかかわる子どもの作品は?
いも、ぶどう、とんぼ、みのむし、本物の葉っぱ???
幼児の作品を壁面装飾に構成
・個々の作品を活かす構成方法はどのようにしようか。
・自分の作品が飾られている壁面を見て笑顔になる幼児の姿をイメージして。
・幼児の好きなものを壁面に入れ込んで、、、など。
いろいろ工夫をして、
90分という限られた授業の中で、
一致団結し、協力して仕上げました。
現場の保育さながらに、協働学習の体験でした
トンボの羽は手形
木の葉は本物の葉を貼りました
子どもの作品はミノムシ
秋の葉とキノコをレイアウト
子どもの作品はペットボトルの蓋のブドウ
サツマイモトトロと毛糸のまっくろくろすけ
子どもの作品は輪つなぎのブドウ
蔓に下がるようにレイアウト
子どもの作品は新聞紙を丸めたサツマイモ
バスケットに山盛り採れました。