こんにちは。

学生サポートセンターの仲野です。

本日２８日、３時３７分鹿児島県の種子島宇宙センターから、
国産ロケット「Ｈ２Ａ」２３号機が打ち上がったとニュースでありました。

宇宙飛行士が乗っている訳でもないロケットが打ち上がったからって、
興味のない人にとってみればさっぱりですよね。

私も、今まではそうでした。

そもそもロケットって何故打ち上げるのか...
そんな事を疑問に思ったことすらなかった気がします。

今回のロケットは
ＪＡＸＡと米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）
共同開発の全球降水観測（ＧＰＭ）計画の主衛星を
予定の軌道に投入し、打ち上げは成功したそうです。

地球上に降る雨は地球上の水資源の源でもあります。
そんなリアルタイムな水の把握と予測がこれから期待できるんですね。

興味のある方はぜひ↓
http://www.eorc.jaxa.jp/GPM/contents/index_j.htm

さて、ちょっと難しくなってきちゃったかな（笑）
そんな、ロケット打ち上げが成功した本日、
オススメする本は

池井戸潤
『下町ロケット』


「倍返し」と言わない人がいないのでは？と思うほど
様々な人たちがよく口にし、
2013年流行語大賞にもなりました。
ドラマ「半沢直樹」
原作「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」作者でもあります。
私もこの流行に乗っかっておこうと（遅ッ（笑））
（ちなみにドラマもみていませんでした・・・）
本屋で原作を手にしてみたものの、
それではつまらないとふと思い、
池井戸さんの別な本を読もうと思った、
あまのじゃくな私です。

半沢直樹ブームに
売り上げも左右されて他の本も売れているのか、
そこの本屋ではこの
「下町ロケット」がランキング一位に。

ロケットにまったく興味がないけど大丈夫か？
半信半疑で読み始めました。

精密機械製造業の中小企業が舞台です。

ある事から「ロケットのエンジンを製造、販売しよう！」と
思いついてしまった社長の一言から様々な波紋を呼ぶ物語。

ロケットを打ち上げる部品の専門的な用語も多く、
半分くらいまでは読み進めるのに苦労しましたが、
途中から専門用語が気にならなくるくらい夢中になれました。

この物語、語ってしまうと全く面白くないので、
ここでの詳しい内容は控えさせていただきますが...

「ロケットのエンジンを造る」

この会社にいる全員に
そんな仕事に対するそれぞれの思いがあって、
そんな思いが決して全員同じ思いではない。

社長の「夢なんだ、ロケットを打ち上げる事が」って言葉
あなただったら受け止められますか？

こんな思いをいつまでも忘れずに仕事ができるか？
１つの事にとらわれずに視野を広ろげられるか？
ただ収入を得るだけの働きでいいのではないか？
誰のために仕事をしているのか？



そんな１冊を読み終わったばかりの今日のニュース、
今までとは違う見方ができました。

「すごーい、打ち上げ成功したんだ♪」って。

こんにちは

学生サポートセンターの仲野です。

めっきり寒くなりました。
東京都内の朝の気温は６度とか７度とか(」ﾟﾛﾟ)｣(｣ﾟﾛﾟ)｣(｣ﾟﾛﾟ)｣
日に日に布団からでる時間が遅くなっている今日この頃ですε-(ｰдｰ)

大阪では２４年ぶりに１１月に初雪を観測したそうですね。

大阪だけではなく、
現在では１０を超える地点で
１１月としては
観測史上１位となる最低気温を記録しているそうです！

みなさん暖かくして、
風邪などひかないように気を付けてくださいね。

さて、久々に読書のススメ♪
もうすぐ（？！）お正月休み。
な～んにもしないで
こたつで寝転がっているなら・・・
合わせて読書なんていかがでしょうか？

今回私がオススメする本は

白岩　玄
『野ブタ。をプロデュース』

２００５年にテレビドラマ化されているので
ご存知の方もいるかもしれませんね。

ただ、テレビドラマは、この原作とは
少し違ったテイストで構成されていたので
テレビドラマを観たことがある人も、
原作を楽しめると思います。

舞台は都内の高校。
主人公　高校２年生　桐谷修二。

クラスの人気者でなんでもできる修二。
親にも先生にもクラスメイトにも
「いい子、いい生徒、いいやつ」を常に演じている。
心の中では舌を出しているのに。
彼女のマリ子にだって。

そんな修二のクラスに
肥満で挙動不審な転校生
小谷信太（こたにしんた）がやってきます。

肥満で挙動不審な信太は
そのうち「信太（野ブタ）」と呼ばれるようになり、
やっぱりそのうちクラスのいじめの対象に。

修二は彼にまったく興味もなく、
いじめに加担することもなければ
止める事もありません。

ただ、やがて口だけのいじめが暴力になり
学校の「優等生という鎧」をかぶった修二には
見て見ぬふりができないところまで「野ブタ」が
追いやられたとき、修二は仕方なく立ちあがり
「野ブタ」に手を差し伸べるのです。

そして修二の思いつきで始まった
「野ブタ」を人気者にするという
ゲーム感覚のプロデュースが始まります。

修二は野ブタを人気者にすることができるのでしょうか？

そして、思いがけず修二に振りかかった事件をきっかけに
崩れかける修二の優等生という鎧。

修二の鎧は？野ブタは？

先が気になって
すいすいと読めてしまう１冊です。

「いじめ」が題材となっていますが、
暗いイメージは初めからなく、
「野ブタ」が修二のプロデュースを受けながらも
自分なりに奮闘していく様子は読んでいても気持ちがいいです。

こたつで
みかんを食べながら
お正月にも
読書なんかはいかがでしょうか？

※三田のセイトクの皆さま
ごめんなさい、セイトク文庫になっていません！！
この日記を読んで、どうしてもどうしても読みたくなった方は
仲野まで直接ご相談ください♪（在校生に限ります。）

こんにちは

学生サポートセンターの仲野です♪

暑い！！

関東地方、今とっっっっても暑いです･･････(･ω･`i)ｱﾂｰ･･････

いいお天気が続き、

夏がキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!

って感じが、ワクワクするんですけど、
とにかく一歩外に出ると、くらくらするほどの暑さﾍ(×_× ;)/

世間では、熱中症や日射病であまりよくないニュースが続いています。

屋内にいても熱中症になったりするそうなので
「水分はこまめに！」なんて色んなところで言われていますが

お水だけで水分を補給していたのではダメだそうですね、
塩分もきちんと取らないといけないそうです。

なんだかメディアでは様々な情報が流れ、
振り回されてしまいそうですが、
自分の体はしっかり自分で管理し、
少しでも気分が悪くなったら我慢や無理はしないようにしましょうね

さて、今回私がオススメする本は

さだまさし
「解夏」

「さだまさし」さん、ご存知ですか？
日本のシンガーソングライターです。
有名な曲は「関白宣言」や「北の国から」

知らない人でも曲を聞けば必ず聞いたことのある曲ばかりですよ。
これはその方が書いた小説です。

ベーチェット病という原因不明の慢性疾患におかされた若者
徐々に視力がなくなっていくという恐怖に押しつぶされ、
仕事も辞めて故郷の長崎に帰ります。
帰省先まで追いかけてきた、別れを告げたはずの婚約者とのつながり、
偶然出会った老僧との出会い。

彼は自分の今後の人生をきちんと見つめることができたのでしょうか。。。

この「解夏」の文庫は短編になっていて、
「解夏」・「秋桜」・「水底の村」・「サクラサク」
４作品となっています。
人との繫がりや家族がテーマとなっていて
どの作品も最後はハンカチが必要になりますよ

実は私、この作品の中で「秋桜」が一番好きな作品なんです。
今回「解夏」をオススメしたのも、
「秋桜」をぜひ読んでほしかったから。

どの作品もボリュームは程よく、読みやすいはずです。
この夏、ぜひあなたも読書にチャレンジしてみてくださいね。

こんにちは

学生サポートセンターの仲野です♪

満開の桜、
ひらひら舞う
うすーいピンクの花びらが
とってもきキレイですね

ちょっと花冷えの今日この頃ですが、
花粉や、黄砂や、ＰＭ2.5も舞、
外に出るのはちょっとつらい・・・
なんて日には、
お部屋の窓をぴっちり閉めて
窓辺の陽だまりで
ぬくぬくと読書なんていかがでしょうか？

今回のオススメの本は

東野圭吾
プラチナデータ

国民の遺伝子情報から犯人を特定するＤＮＡ捜査システム。
この開発者が殺害されたところから物語は始まります。

物語の舞台は２０１７年
キーワードはＤＮＡ
国民のＤＮＡをデータ化し
犯罪がおこった際に髪の毛１本でもあれば
ＤＮＡデータから犯人が特定できるという。

がしかし、
主人公　警察庁特殊解析研究所主任解析員　神楽龍平が
犯行現場の遺留品から調べたＤＮＡ情報は
なんと自分自身だった。

身に覚えがない犯罪の容疑者とされ逃亡する神楽
それを追う担当刑事、警部補　浅間玲司
神楽が逃亡先で出会う謎の少女　スズラン

そして物語の結末は・・・・

映画が公開され、今話題のプラチナデータ。
読書初心者には少し難しい内容かもしれませんが、
物語はテンポよく進むので
読みやすいと思います。

今やＤＮＡ鑑定は当たり前の時代になっていますが、
それがデータ化され、国に管理されていく・・・
物語の想定は２０１７年
４年後には現実の話になっているかもしれませんね。

こんにちは

学生サポートセンターの仲野です。

授業も終了し、試験も始まり、
一気に「年度末！！」という雰囲気になってきました。

卒業を控えた２年生、３年生は
ピアノの合否や
筆記試験の出来に
一喜一憂の毎日を過ごしています

さて、そんな中ではありますが、
通勤や通学の電車のなかで。
眠れない夜に。
たまにはスマートフォンから離れて・・・

読書なんていかがですか？

今回私がおすすめする本は

真保　裕一
「奪取」上・下（だっしゅ）

作家の真保さんは、「ホワイトアウト」でも有名ですね。

主人公の男性がヤクザに作った借金を返済するために始めた

偽札作り。

得意なパソコンを駆使し、作る偽札。
一人、ひとりと増えてゆく仲間と
巧妙な偽札作りの技。

はたしてその偽札でヤクザは騙せるのか？

「ヤクザ」と「偽札」ってだけで
なんだか暗くてハードボイルドなイメージを抱きやすいですが・・・

主人公や仲間が若く、
ユーモアもふんだんに取り入れられているので
読んでいてもドキドキ、ワクワクして
青春の１ページを垣間見ているかのようです。
思う以上に読みやすいです。

最後のシーンなんかは
「えーーーーーっ」って思うんですが、
読み終わった後はすがすがしく、
読み終わってすぐに「もう一度読みたい！」と
思った本です。

私はこの本を友人から進められ、借りて読んだので
残念ながらセイトク文庫にはなっていませんが・・・・・

この作品は本当にとっても面白くて
再読しようかと思っている本です。

あ！
読み進めると偽札作りの詳しい説明が書かれていますが
くれぐれも真似をしないように